リウマチ・膠原病内科の医師である、若いあなたへ
この度は診断ありがとうございました。
あなたの病院は、日本全国からキャリーケースをごろごろ引いて、患者さんがわざわざしんどい思いをしてまでいらっしゃる、かの有名な大学病院です。
結果は、リウマチではありませんでしたね。
それは本当によかったです!
では、指の痛みは何?
舌が大きいのは関係がある?
息が切れるのはなぜ?
原因も今後の対処もわからないわたしは、素直にそう思いました。
その時医師のあなたは、肺のレントゲンを掲示して薄ら笑って、
『リウマチ以外はわかりません』
そう言いましたよね。
わかろうとしない姿勢で。
舌を見ることすらも、結局しませんでしたね。
ずっと、『太り過ぎと加齢が原因』と言うようなことを、薄ら笑いながら説明されていましたね。
肥満も加齢も心当たりがあるのでどなたに言われても受け入れるようにしていますが、わたしが納得いかないのは、
薄ら笑っていたこと、
話を遮って早く帰そうとしたこと、
それと、
舌を診ようともしなかったこと、
です。
あなたに全ての病気を治してもらおうなんて思っていません。
保険診療ですから、一つの病気しか診てもらえないことも承知していたつもりです。
病院に行って、診断以外のストレスを抱えて帰るのは本末転倒ではないかといつも思います。
4月に低血糖症状で受診・入院した際、あなたの診療科の向かいの、腎臓・内分泌・代謝内科の医師も割とあなたのような対応の医師だったので、きっとこの大病院の医学部は、思いやりやホスピタリティは伝統になく、お勉強ができても思いやる心などはどなたかがお教えしないときっと身に付かずわからないのでしょうね。初等教育からその学校にいらっしゃるかたも多いようですが、ご家庭でも大切なことを教わらない方が集まる、残念な校風なのでしょうか。
診察室へ入って医師に対峙するときはもちろん、薄ら笑われた今回だって診察室を出るときにもきちんとご挨拶はいたしましたが、申し訳ないですが、それは“医師は偉いから”なんていう理由ではありません。
重ねて申し訳ないことを言わせてもらえるのであれば、医師だからと言って能力的にも人間的にも万事完璧だ、とも思っていません。
神や超能力者で、患者が目の前に座れば全てがわかる、とおっしゃるのなら別ですが。
だからこそ素人の患者から質問をするのですよ。あなたたちは痛くもなければ苦しくもないし、専門の診療科の領域でなければ興味もないし時間の無駄でしょうが、患者は今まさに困っていて、一刻も早く痛みや困難を解消したいと考えているから。
薄ら笑う態度。
相手がズブの素人の患者だろうと、どんな立場の方だったとしても、薄ら笑う行為って、…最低です。