はじめまして。

2ヶ月前に椎骨動脈解離を発症→入院をし、現在は仕事に復帰して、解離症状終息の経過中の50歳女性です。


47歳くらいから健康診断で肝機能の数値やコレステロール値が少しずつ高くなっていき、体重も数年かけて7キロ増えました。生活が変わらないのに自分でも不思議なくらいどんどん太る…。


2020年の子宮頚がん検査の際には「ダグラス窩に腹水がある 卵巣がんかも…(後日卵巣がんはないことは判明し、腹水の原因はわからず)」などと言われ、パニックになって受診した複数の婦人科で診てもらった際のホルモン検査では、エストラジオールの数値が既に男性基準値以下だったことが判明。後にも先にもホルモン検査は現在までそれっきりなのですが、その時にも「更年期」なんて言われることもなく、自分自身も体調が悪くなっても更年期だなんて自覚もなく、当然治療も無し。生理も不定期になっていたことを相談した姉と母からも「まだ40代なんだから更年期なんてまだでしょ!」と…。


そこからの3年間、次から次へと起こる不調を治してもらうべく、ありとあらゆる診療科で受診しました。でも、どれも原因が最後までわからず、しまいには「…更年期じゃないですかね」とは言われても、紹介状を出してくださる医師はおりませんでした。(そもそも更年期障害という名前の病気はないですから紹介できないですね(笑))


そして今年の6月。仕事を休むほどの頭痛が何日も続き、受診した内科から「よくいるんだよね〜。肩こりからの頭痛だろうから整体でも行ってみたら」と勧められて、藁をもすがる思いでヨタヨタと行った整体の施術後、自宅で耐えられない痛みになり、とうとう救急搬送。

椎骨動脈解離でした(涙)(千鳥ノブさんより1ヶ月早い罹患でした)


4〜5年前までは低血圧だったのに、今や降圧剤を処方され24時間心電計と血圧計で監視されてHCUに入院しているわたし…。


何かがおかしい。


そう思いながら、涼しい病棟にいるのに顔から汗が止まらない。

何分おきかで汗だくになる。痛みとは関係のない汗。

そういえば、昨年の冬は暑くて上着を手に持って歩いたりマフラーは巻けなかったな…。動悸も息切れもひどい。


もしかして、これってホットフラッシュ?!

今までの不調は、更年期が原因?!


入院中のベッドの上で調べると、

『更年期は、血管を柔軟にする女性ホルモンが減少することにより…(中略)、悪玉コレステロール増加…、動脈硬化…、脳卒中…』


目から鱗でした…。


みんな「更年期なんて、まだまだだよ〜 絶対違うよ〜」とか、内分泌科の医師も半笑いで「そろそろ更年期だからじゃないですかね(笑)」って、冗談ぽく言うだけで、向き合ってくれなかったじゃない!


脳卒中になりかけたのに、今まで誰も真剣に聞いてくれなかったのは本当に悲しい。


ならば、

更年期=汗だくを数年我慢すればいい、ではだめなんだ!


わたしは、わたし自身が守らなければならない。







かなり端折りましたが、そんなこんなでようやく恐る恐る更年期外来の門をくぐることになりました。


世間では、「更年期」は、まだまだ「そんなことないよ〜」と否定しなければいけないワードのようですね。悲しいことですが。




次々と起こる体調不良入院をするたびに、「〇〇(病名) きっかけ 初期症状」などと検索すると、ピンポイントでリアルな情報にヒットするAmebaブログは、その都度、私の重要なバイブルとなってくれました。


これから始まるわたしの備忘録も、どこかでこっそり悩める方にとって、少しでもお役に立つことができたらうれしいです。