支持率が示すように新政権が着実に目の前の仕事をこなしている。讀賣や産経は相変わらずのようだが、あれほど不安を煽っていた各メディアも次第にその論調は変わって来ているようだ。それでも政権交代とともにこれまで既得権益があった層においては、もちろんその権益が侵される事にあたっては反対勢力に廻る事になる。
民主党が建設中止を掲げる八ツ場ダム。建設の意義や進捗状況、中止による損得勘定もその立場によって情報発信が違う事が笑えるのだが、政権公約を実行していく為にはこのダムやアニメの殿堂の建設中止が今後の箱物の限度基準であるわけで公約を撤回するはずはない。前原大臣のように地元の声を聞く振りをするパフォーマンスは作業プロセスの上で必須事項なのである。
考えてみるとダム建設続行を望む人たちにも二通りがある。最初から建設を賛成していた人達もいれば、最初は反対をしていたのだが長い年月の説得により賛成に廻った人達だ。両者に対する今後の対応方法は明らかに違うわけで、もちろん前者はその建設に関わって来た人や、そうした人達に支持されてきた政治家達が多いわけで、結論からいうと、感情的なものではなくてある程度の利害調整によって解決させていく事となるのだろう。また、後者については継続的な誠実な説得が大事なのである。
鳩山総理はその政権公約の中で、政治とは、政策や予算の優先順位を決める事だと言っている。そしてひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが友愛社会としている。長く続いた前政権によって、我々国民は自分さえよければといった考え方がいつしか定着し、本来日本人が持っていた相互扶助の精神を失いかけているのかもしれない。
生活に困窮し憲法で決められた健康で文化的な最低限度の生活も営む事が出来ない人々、人生に行き詰まり自らの命を絶つものが毎日100人以上もいる現在、コンクリートに予算をかけるのではなく、人を大事にする政治に対しどんな理屈をつけても政策を変更させる事が出来るはずはない。こうした理念を掲げる政権が本来の目的を失わない限り、長期に渡り政権を維持する事は当然の結果となるであろうし、しばらくそうした年月を経過しなければ多くの国民の精神もすぐには変わる事はないのであろうけど・・・
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