三連休の中日の22日、御坂山地のちょっと寂しい周遊コース(西湖から精進湖)を登ってきた。天気予報はいつものような単独の山登りであれば、ほぼ間違いなく登らない曇り後雨の予想。が、しかし今回は年に2回ぐらいのペースで一緒に登る親父(高校時代の同級生)チームであるので、たとえ富士山の雄大な眺望がなくても話題に尽きない楽しいハイキング。予定通り2台の車でAM7:00に富士宮の隊長宅を出発、1台を精進湖の駐車場へ停め、もう一台で西湖にある根場の駐車場へ向かった。
茅葺屋根を甦らせた西湖いやしの里の西側にある登山道からスタートする。紅葉のピークはすでに過ぎていたが、ふっくらと積もった落ち葉を踏む感覚が心地よく、誰もいない登りやすい静かなコースに親父達の馬鹿話が響く。
視界はもちろん悪く、時折霧雪らしきものが音を立てて降り始めたするのだが、そのまま登り続ける事約2時間。鍵掛峠に到着する。右に進めば4月に登った鬼ヶ岳。本来はここで富士山が全容を現すはずなのだが、眼前に見えるのは白い雲のみ。程なく王岳へ向かう。
尾根道は何度も小さなアップダウンを繰り返すのだがとても歩きやすい。周囲の眺望があればさぞかし気持ちの良いことだろうと思いながら、時折吹き上げる強い風に震えながら前に進むのだが、相変わらず舌の方は好調だ。何度かのフェイクを過ごしやっとついた王岳山頂。残念ながらここでも富士山は見えず。本来ならここから富士山は恥ずかしいほど丸見えだというのだが・・・
王岳をすぎるとかなり急な下り坂がしばらく続く。足元が湿っていて転びやすく注意を要した。その後再び小さなアップダウンを繰り返すのだが、むしろ下りよりも上りの方が歩きやすい。少しずつだが雲が晴れててきて、明かりも射してきた頃、五湖山に到着する。頂上の看板の一部が砕けていたので、もっていた絆創膏(テープ)で修正していると、なんと完全に雲が晴れていた。
やはり心掛けが良かったのだろう。最後にこうして山頂より富士山を見る事が出来、これまでの疲れが一気にどこかに消えていってしまったような感覚になったのであった。
帰りは眼下に精進湖の景色を楽しみながら峠を下る。前方には三方分山、パノラマ台、その後方にはアルプスの山並みの展望も楽しめ、楽しい下山道となった。
古代から江戸時代にかけて重要な道であったとされる古道を女坂峠(阿難坂峠)より精進湖へ下り駐車場へ戻り、最初に停めた車で再び根場まで戻り解散とした。






