事項要求は「断固査定」=概算要求で
藤井財務相藤井裕久財務相は16日の閣議後記者会見で、2010年度予算概算要求で金額を定めない「事項要求」を各省が盛り込んだことについて「断固査定する。ほとんど(実現)できないだろう」と述べ、予算編成過程では厳しい姿勢で臨む方針を明らかにした。概算要求で同相は、民主党マニフェストで10年度に実現するとした新規施策を除き、前年度当初予算を下回るよう求めた。しかし、多くの既存事業が事項要求として計上されており、予算編成過程でその額が膨らむことも予想される。 (時事通信)
いただけないのは、総理の発言なんだが赤字国債の増加を容認してみたり、国債増発なら公約の一部断念と言ったりで、少々発言がブレております。
録画しておいた日曜日の各政治番組を見ると、仙石行政刷新担当大臣は赤字国債の増発の可能性をあげ、藤井財務大臣は完全否定していた。実は8月末の麻生政権のもとでの各省から集まった10年度当初予算の概算要求は、総額で92兆1300億円で、この時すでに前年度当初予算88兆5000億円を超えていた。今回、民主党政権になって集まった概算要求が90兆円越えで過去最大だとメディアで賑やかしく報道しているが、一応マニュフェストに掲げた政策を実現する上でのこの総額は、現時点では良くやっていると評価できるのではないだろうか・・・
はたして今後、特別会計を含めどれだけの「事業仕訳」を行い、最終的な予算編成に出来るかが新政権の腕の見せ所である。実は最近、地域行政の委嘱を受けてある予算の審査を行なったのだが、予算の削減においてはすべての人を納得出来るようにする事がいかに大変かを痛感したのだが、今回の民主党の政策のように 「コンクリートから人へ」というテーマをしっかりと打ち出し、ある程度独善的にやらなければ、予算の削減は難しいわけで、前原大臣のように利害関係者への事前説明を行なわないような手法でいかなければ、話は前に進まないのです。
長妻大臣をはじめ各閣僚はいささかお疲れのようですが、是非がんばっていただきたいところです。いざとなったらもっと豪腕の幹事長が後ろに控えているわけですし・・・