今だ国内感染者が一人も発生していない新型インフルエンザのニュースは毎日トップで報道されるのであるが、100年に1度といわれる経済危機の対策としての補正予算に対する国会論戦の報道は極めて少ない。11兆円の新たな借金を元出に組み上げた14兆円の何でもありの(悪のり)補正予算。その歪な内容の詳細がようやく見えてきた。
新たな30の基金(埋蔵金)に3兆5133億円。廃止の予定であった「私の仕事館」の雇用能力開発機構に145億円。給料は国家公務員より20%も高く、理事長は事務次官の指定席、しかも99.9がファミリー企業との随意契約という、都市再生機構には1000億円。道路建設においては「薄型饅頭方式」という新たなわけのわからないものも登場してきた・・・
野党の追及に、官僚の出した予算案をひたすら擁護する首相を筆頭とした各大臣のむなしい弁解答弁が続く。民主党の小沢党首の政治献金問題にあんなに批判をしてきたのに、官僚の天下り団体の延命化、肥大化に、なぜもっと多くの批判が集まらないのであろうか。そしてそんな政策しか打てない自民党の支持率をあげようとする一部の国民のレベルは限りなく低いと言わざるを得ないのです。