新年度からいきなりタコの話ってのもなんだが、よく 「タコが自分の足を食べる。」 と言うのだが実はお腹が減ってしまって食べるわけではないそうで、例えば、釣り上げられたりしてストレスを受けるとパニックになって自分の足を食べるそうです。で、外敵に足を食いつかれてしまい自分の足を切り離して逃げる場合はその足は再生する事ができるのだが、 自分で食った場合のみ何故か再生しないそうです。
さて、政府は予想以上の経済危機の克服の為、赤字国債をじゃんじゃん発行して、もう何でもありの追加の大型経済対策を実行する予定だし、各企業も大規模なリストラを進め環境変化に対応していこうとしているのだが、結果的に国債の発行はツケを後に延ばすだけだし、雇用を減らしていけば自社商品を買ってくれる消費者を失なっていくわけで、もう世界中何とかしなければならないと偏狭的になってタコのごとく足を食べ始めているかのような政策の実行が当然なような風潮になっています。
これからの景気対策には、ハードよりもソフトに重点を置くべきです。過去のしがらみや、理屈に合わず現状にそぐわない規制をしっかりと見直して緩和していったり、その過程の中で全体との調整が取れない場合には、特区のようにその独自性が生かされ、さらに元気になるような仕組みをもっと促進したりして、一つの枠組みだけにに取り囲む事がないようにする事がとても大事だと思います。それには中央からの目線の政策を出きるだけ減らし、少なくとも各都道府県ベースに裁量をまかせ、その地域にあった対策を検討させるべきであり、大きな枠組みの中で発言力のある特定な人達だけが潤うようなお金をばら撒くだけの政策はそろそろ卒業する時期に来ていると感じるのです。
本当に生活に困窮している人達には、もちろん国家として緊急に対応する必要は当然であるわけですが、一時的に経済成長がマイナスとなったとしても、ここは少し国民の耐え忍んでもらって、予算配分の流れを変え知恵を絞って、本当に国民全体が潤うような長期的な視野に基づいた政策をじっくりと行えるように政治が成熟して欲しいと思う今日この頃です。
