今日の日経産業新聞を読んでいたら、「グリットパリティ」という言葉が出ていた。これは、「グリット(電力会社の電力網)」と「パリティ(等価)」の合成語で、太陽電池による発電コストと電力会社の電力料金が同じになる事を示した言葉で、最近話題になっているそうだ。太陽光発電システムがグリットパリティの状態になれば、公的補助がなくても太陽光発電が普及する。で、現在の太陽電池システムの設置コストが出力1キロワット当たり70万円前後で、日本の日照条件で20年間使った場合、1キロワット時当たりの発電コストが約45円なのだが、シャープの片山社長が今年の年頭会見で同社の薄膜型太陽電池の量産効果で2010年には23円、20年には14円、30年には7円にする目標を掲げたらしい。


ちょうど同紙で同じシャープの液晶パネルの記事も出ていたのだが、かつてはドル箱商品であった同商品の価格が競争激化で暴落していて、しかも国際カルテルでの多額の罰金も決定してもはや厳しい冬の時代となったとの記事も出ていたのだが、太陽電池のような環境に配慮された将来性もある商品に関しては、今後の市場での開発競争が進めばさらなるコストダウンも期待できる。


米国の政権交代に伴って、一気に環境政策が全面に出てきそうなのだが、太陽光や水力と一緒に原子力の取り扱いに対し、どのような展開になっていくかがまだ不明である。選挙に負けたマケイン陣営は原子力発電所を38ヶ所新設するという公約を掲げていてオバマ氏はそれに反対していたのだが、今後果たしてオバマ氏が原子力発電所を建設しないかといったらどうもそうでもないらしい。むしろ、建設に前向であるとの説もある。なにせ、あのアールゴアのいる民主党だ。環境といってもきれいごとだけでは済まないのが常だ。


そしてもっとややこしいのが、そんな中、テキサス州ダラスに約30年振りに原発が建設される事になり、その建設を約6,000億円で受注したのが、日本の三菱重工というから微妙な話だ。利権だけの話でもないのか、もっと深いところで繋がっているのか・・・


今後の環境政策はもちろん重要であるし、そしてその手段として出来るだけ安全性の高い選択をして欲しいと願うのが人類の共通理念であると思うが、簡単の選択肢が限定されるような状況ではない事は確かなようですね。





おもしろトイレットペーパーの林製紙株式会社

トイレットペーパーの専門店 バンビックス