実は、留守である事はある程度想定していて、
留守番の方に訪問用件を伝え、電話番号を聞き出し
後から正式にお願いすれば今回は良かったのだが・・・
「ピンポ~ン」 (もちろんインターフォンの呼び出し音)
「はい・・・。」
(わっ!?・・・)
ちょっと怪訝そうな感じではあったが、
インターフォンの向こうから声があった。
声の質から、間違いなくテレビで聞く
やく氏本人の声だと直感した。
「私は・・・・・・」
簡単な自己紹介と訪問した用件を
インターフォン越しに伝えた。
実は(2)で紹介した、
やくみつる著の「原色トイレットペーパー大全」で、
弊社の業務用トイレットペーパー”バンビーナ”が
紹介されているので、話ぐらいは聞いてもらえるのでは?
という淡い期待はあった。
すると、なにやら慌てた感じで、バタバタと
ご本人自らドアを開けて、
「散らかっておりますが、中へ・・・あっ、名刺めいし~・・・」
ってな感じで、対応をしていただいた。
何か予想外の展開に驚きながらも、
名刺交換をさせていただき
「あっつまらないものですが・・・」
と言って、静岡からずっと袋に入れて持ってきた
おみやげを渡したのだった。
おみやげは、弊社の
運(うん)のつく開運招福ロールであった。
すると、やく氏は、
「おっ・・・・・・・・・お~・・・・・・・わかった~☆♪~」
と異常に興奮をされて、奥様を呼んだのだった。
私は、訳もわからずその情景をポカ~ん!と
見ていたのだった・・・
つづく