今日の日経新聞の23面の経済教室の論説は、
御厨貴氏であった。
TBSの時事放談の司会で毎週、拝見しているのだが、
この方、東大の日本政治史の教授だったんですね。
初めて知りました。
テレビでは、淡々と番組進行されているので、
はっきりとした、ご自身の意見がわからなかったのであるが、
今日の記事を読んで、
「こんな風に現在の政局を見ているんだ~」とわかり、
興味深く記事を読ませていただいた。
今回の福田総理の辞任に関しては、本人が言うとおり、
客観的に政局を見ているからの結果であり、
前の安部総理の辞任も含め、この国の政治の崩壊が
構造化さえれていることを露呈した結果としている。
「失敗も二度繰り返せば、そこには構造がある」という
名セリフを引用し、両総理の責任もそうだが、
むしろ、国内政治が行き詰っている事を適切に解説している。
それは、自民党政治の歴史の過程であり、本来は、
戦後政治のあり方に完全にリセットする必要がある中、
その課題に正面からぶつからないで、小手先ですまそうとする
現在の同党と、官僚の責任であり、惰性でしかない
現在の政治運営そのものの結果に他ならない。
過去、佐藤栄作総理が、
「沖縄が復帰しない限り日本の政治は終わらない」とし、
中曽根総理は、
「戦後政治の総決算」を旗印にし、
安倍総理は、
「戦後レジームの脱却」を掲げた。
しかし、結局は自民党の力ではそれが実現出来なかった。
戦後と決別するために、残されている選択は、
もはや下野しかないのである。
そして、他力により一気に枠組みを変えれば、
党の体質も次第に変わり、やがて復活する時は
必ずまた来るのである。
歴史的な選挙は近い。
