気がつけば、9月も第二週に入った。
まだ、秋めいた陽気とは言えないが、
暑い太陽に照らされ、立派に成長した作物も、
いよいよ収穫期に入っている。
先日、娘達が、学校の帰りに家の近くの畑で
さつまいもの出来損ないというか、
小ぶりで市場に出せない(畑に落ちている)ものを、
畑のおじいさんの許可を得て、
いっぱい拾って来た。
これを、スティック状にして油で揚げて、塩味で食す。
(所謂、さつまスティック)
これが、美味であり、ビールのつまみに最高なんである。
ちょっと前だが、太田農水大臣が、「消費者がうるさい」発言で
話題となったが、言葉の表現方法が問題あったのだが、
ある意味においては、そう言えるところもあるわけで、
大きさが不ぞろいや曲がったりして市場に出す事が出来ず、
破棄されている野菜は実に3割~4割にもなるという。
スティックを摘みながら、こうした野菜を安く流通させたら、
きっと大きな需要があるのではないかと思った。
調べてみると、九州にユニークな経営をしている会社がある。
福岡県の、株式会社グラノ24Kという会社なのだが、
そうした野菜をすべて農家の言い値で引き受け、
それらを、直営や提携しているレストランで、シェフの技で
立派な料理に変えてしまうビジネスモデルを展開している。
もともと形は悪くても、味は変わらないのだから、
農家からは大歓迎を受け、お客様にも喜ばれ、
料理人の技術の向上にも繋がる。
今日の日経MJでも、最近こだわりの生鮮食品の通販で
急成長している オイシックス株式会社の記事が出ていた。
こちらでも、不ぞろい野菜を、規格野菜より1~3割安く販売し
この分野では、前年同期に比べ売上も2割以上も伸びているとの事。
何事も発想を変えてみると、新たなビジネスチャンスは
いくらでもあるし、しかも、みんなに感謝されるわけだ。
しかし、不揃い野菜を店頭に並べる事が出来ない、
現在の日本の小売業は、ある意味異常な事かもしれない・・・
