私はテレビっ子の世代のせいか、
比較的、良くテレビを見るほうだ。
特に見る番組がなくても、
なんとなくテレビをつけっ放しで、
よく家内に注意されるのだが・・・
「テレビは言った通りを国民に伝えるが、
活字になるとゆがむ偏向した新聞はいやだ。」
1972年6月 当時の佐藤栄作首相は、
引退表明をする記者会見でそう名言を吐いて、
新聞記者から大批判を受けた。
最近のテレビ報道を見ていると、果たしてそうであろうか?
疑問に思う人は多いと思うが・・・
そして、3年後の1975年に、広告売上高が、
テレビが新聞を始めて上回り、現在にいたっている。
先週、8月15日の日本経済新聞に、
東京経済大学教授 桜井哲夫氏による、
「問われるTVの位置づけ」と題する論説が出ていた。
それによると、 現在のテレビが抱える3つの問題を
指摘されていた。
第一の問題点として、
現在43%のデジタル放送の受信対応が、2011年の
アナログ放送停止までに100%の達成が出来るのかという点。
第二の問題として、
視聴者離れの問題。
そして、第三の問題として、
デジタル・コンテンツの問題であった。
この中で、特に関心を引いたのは、第二の問題の点で、
経済産業省の調査によると、昨年の5月と今年の5月では、
広告売上高がで、
「新聞」が13.6%の減少。
「テレビ」が6.5%の減少。
そして、「ネット」が15.1%の増であるという結果である。
そういえば、大手広告代理店の決算発表は、軒並み減益であり、
上記の統計数値を物語る結果となっているわけだ。
ある予想によると、このままネット広告が伸び続くと仮定すると、
2013年には、テレビを抜き、ネットが広告市場で一番になるとの事。
約40年間続いたテレビ神話の時代の終焉を
今、静かに迎え始めている。
しかし、ある意味これは、我々中小企業者にとっては、
とってもチャンスである。
莫大な広告宣伝費をかけなくても、ネットの世界では、
工夫さえすれば、大企業にも負けないブランディングを
作る事が可能となるわけです。
ネットの時代は、まだ始まったばかりなんですね。
