公務員制度改革基本法が、今月6日に参院本会議を可決した。
静岡新聞の論壇で、政治評論家の屋山太郎氏が
2週に渡って、その辺のところをまとめていたので、
頭の中を整理する意味で、少し書きたいと思う。
この基本法は今後、3年間に、
国家公務員法、給与法、共済組合法、内閣法等の
改正を行い、5年後のスタートを目指している。
で、目玉の1つが、
これまで各省庁(事務次官が決めて担当大臣が追認する)にあった
人事権を、「内閣人事局」を所轄する官房長官が決定するというもの。
「国益よりも、省益」という流れを絶ち、どの省で採用された者であれ、
もとの省の幹部に戻れるとは限らない事になり、タテ割がなくなり、
各省庁の縄張り争いがなくなる事になるという。
もう1つが、
キャリア制度の廃止と定年の延長により、50歳程度で肩叩きする
キャリア人事がなくなる事で、すべて総合職となり、天下りが
なくなる事となるらしい。
天下り先と言われる、独立行政法人、特殊法人、公益法人は
約4,600。
06年度で2万6,000人の天下りがあり、
12兆6,000億円の支出があった。
今問題となっている、後期高齢者医療制度の医療保険の
削減目標は、1兆1,000億円。
道路特定財源問題での、ガソリン税の歳入不足額は
2兆7,000億円。
国民の負担を増やすより、まず官僚の天下りを無くす方が先である。
まだまだ、国会議員の中には、族議員と呼ばれる、今回の法改正を
骨抜きにしようと狙っている連中がうようよいるが、
次の衆議院選挙では、そうした政治家に投票をしない事が
我々国民の出来る数少ない権利であると思います。

