こんな論評をみつけた。
■1.「全体主義国家は五輪開催後10年前後で崩壊する」■
「全体主義国家がオリンピックを開催すると、10年前後で崩壊する」という「法則」があるという。
1936年にベルリン・オリンピックを開催したナチス・ドイツは1945年に第2次大戦の敗北により消滅した。1980年にモスクワ・オリンピックを開催したソ連は1991年に崩壊している。この「法則」が正しいなら、今年2008年に北京オリンピックを開催する中華人民共和国は、 2018年前後には消滅するだろう、、、。
これはあながち政治的ジョークとばかり言いきれない。全体主義国家とは、国内を警察力や洗脳教育・思想統制で締め付けて統治している国のことだが、オリンピックを開けるほどに国民が豊かになると、国民は自由を欲して政府の統制への不満が高まる。
一方、国際社会においては警戒を招き、緊張が強まる。こうした内外の圧力が昂じて、全体主義国家が崩壊する。そんな法則があっても、おかしくない・・・
「頂門の一針」 1155号より 伊勢 雅臣
だそうだ。
インターネットが普及し、情報が氾濫している今日
一つのイデオロギーで13億人の人民を統治する事自体、
不可能な事かもしれない。
経済が発展し、暮らしが向上すればするだけ、
国民の不満は高まる。
ダライラマ 1人に手を焼く現在の中国は、
すでにかつての統治能力を失いかけているのかもしれない。
この伊勢さんという方、
こんな情報も書いていた。
ダライ・ラマ14世は1959年以来、インドに亡命中で、
中国政府から「国家分裂活動家」のレッテルを張られ
帰国を禁じられているが、チベット族の間では今も
「宗教最高指導者」として崇拝されている。
この影響力を断ち切ろうと、中国政府は95年に
ダライ・ラマがパンチェン・ラマとして指名した
当時6歳のゲンドゥン・チューキ・ニマ少年の代わりに、
17歳の現パンチェン・ラマ11世(ギャンツ・ノルブ)を
選定し、98年から北京で「教育」している。
しかし記者がこのほど、パンチェン・ラマの本拠地
チベット自治区シガツェを訪ね、チベット族の農民家庭に
飛び込み取材を行ったところ、
ほぼ全員が「ニマ少年が本物。
今のパンチェンは偽物だから、
ダライ・ラマの転生者は探せない」と迷わずに答えていた。
現パンチェン・ラマへの不信感があるうえに、
反発を招く制度が導入されたことで、
現地の宗教的混迷は深まるばかりだ。
チベット仏教徒にとって、最高指導者ダライ・ラマ、
パンチョン・ラマへの信は信仰の根源であろう。
中国政府が勝手に選んだニセ者を押しつけられては、
その信仰の根源が破壊される。
さて、無事オリンピックは開催されるのであろうか?