『遊びの教育』その3=ゴールデンエイジ!
取りっこサッカーによってたくさんの無駄を繰り返した子供たちが、からだとこころと頭脳のバランスの良い発達により、ある意味大人と同じようなプレーができるようになる黄金期のことだ。
ところがバルツォの場合は、地区予選であっけなく負けたりする。
ゴールデンエイジではないのか!?
これもバルツォオリジナルのひとつ。
狙いのあるプレーが成功するこの時期だからこそ、やっておいてもらいたいことがある。それは、以前にもお伝えしたことのある『幼稚なミス』だ。
世の中の指導者には、この幼稚なミスを我慢できない指導者があまりにも多い。自らの実績や体面的なことのために、激怒する指導者をたくさん見てきた。
そんなことより、子ども達の内面に何が育つかが大切。
自らの限界にチャレンジする気持ち、ミスから学ぶ基本姿勢、創造を具現化する強い意志など、本当の意味でゴールデンエイジにしたい。
バルツォでは、基本的にどの年代でも「幼稚なミス」を許される余地がある。だから、中学生や高校生が大一番の試合でもそのことで負ける事はある。それでもそれが個人の育成につながるなら、遊びの教育は価値がある。
さらには、思えばバルツォでは、どの年代もゴールデンエイジだし、遊びの教育では、いつも『今』が、ゴールデンなのだ。
by ベアーズコーチ