理由(わけ)あって、昨年度はクラブ外への積極的なインフォメーションをしていませんでした。バルツォを応援してくれている方や、さまざまな形で関っていただいている方にはたいへん申し訳なく思っています。

今年度からは、少しずつバルツォの目指す「自在」サッカーを、主にユース(高校生)の活動の中から紹介していければと思っています。

ユースは、昨年度から正式に協会に登録をし、活動をスタートさせて2年目となります。昨年度もいくつかの名勝負がありましたが、先日もつくば市長杯において決勝まで進むことができました。とくに準決勝のつくばFC戦(5-1)では、「自在」なプレーを随所に見ることができ、シーズン前の仕上がりとしてはまずまずの手応えです。

つくばFCも(リアクションではなく)アクションを起こすクラブのサッカーをするチームです。それに対してバルツォの選手は、『取りっこ』プレーで立ち向かいました。取りっこは、自在サッカーの出発点です。ただ決勝の竹園高校戦では、取りっこに持ち込めませんでした。おそらく市長杯の4試合を2日間で戦う前に、牛久栄進高との交流試合をさせてしまった疲労の蓄積が影響していると、どこまでも悔しい言い訳をして、初回の締めくくりにしたいと思います。今日は、自在サッカーの次世代を引き継いでくれるであろう中学生チームの、大切なゲームです。

今後は、なぜ「自在」なのかとか、自由自在や変幻自在はあるのかとか、そのために幼児や小学生からどんなことをすれば良いのか等等、「わかりやすく」をキーワードにすすめられたらと思っています。

バルツォのすばらしい子供たちの応援をよろしくお願いします。byベアーズコーチ