人は懐古する生き物。この作品もまた、月日を重ねる毎に懐古の念を生み出す作品とあいなりました。作中のれあたんが19歳なので、約6年ほど前の作品になります。
当時はれあたんが流浪の民さながらにどの舞台に登場するのか当てるのが情弱には大変難しい状況でして、そういった意味ではれあオタにとって我慢の時期でもあったように記憶しています。それでも途切れることのなかった雑誌掲載で命を繋ぎながら、いずれ訪れる光明へと導かれるわけです。感慨深いです。目からイグアスの滝が流れてきそうです。
さて、この物語は神7でSFっぽい宇宙を舞台にした作品を書いてみたくて筆を取りました。タイトルは国民的幼児アニメと知る人ぞ知る昭和の名作アニメ宇宙船サジ○リウスのごちゃまぜパ○リみたいなものです。サジタ○ウスの方はYou○ubeとかでも見ることが出来そうですので気になった方は暇な時にでも。
これを書くにあたって、試作品のような類似の話を先に書きましたが、その作品ではれあたんが女性化し、颯とはまた別のエピソードで出会い、最終的にもうちょっとシリアスになっていっておよそ神7好きの方に受け入れられるようなものにならなかったので封印しました。ですがこれがあったからこそこの作品が出来たので、今でも自分で読み返したりもします。
で、こちらの作品ですがまあ尻切れトンボですね。なんか上手いことまとめたつもりになっていましたが完全なるネタ切れでした。このあたりが私の限界なのでしょう。長期連載持ってる人を心から尊敬します。ネタないんです。ネタが空から降ってこないかなあと思う日々です。
それでもこの頃は別の楽しみ方がありました。少ない露出に一喜一憂するのは例えるなら真夏の日陰ゼロのグラウンドでダッシュ何本もさせられた後に飲む冷えた麦茶のような有り難みが…
今やれあたんはデビューすらしていないものの、テレビ出演を何本もこなし、アイドル誌以外にも数々の取材をこなし、単独ライブも定期的に開催されて…さながらビュッフェみたいな状態でしょうか。願わくばこれがずっと続きますよう
何でもそうですが、趣味というのはハマり始めが一番楽しく感じます。私にとってれあたんにハマり始めた頃が人生で最も楽しかった時期でしょう。
これからのれあたんの活躍が、あの頃の輝きを越えてくることを願ってこのへんで。
次回からは「大きな海と小さな船乗りたちの物語」を載せます。この作品もまた、懐かしいものになってしまいました。
それではまた