マキュエイド硝子体内注
有効成分はトリアムシノロンアセトニドであり、いわゆる現行の眼の硝子体手術時の硝子体を可視化するために使われていたケナコルト注の適応をしっかりさせたものである。

薬剤師としては医薬品はついつい何か効果のあるもの、副作用のあるものと考えるが、医薬品はこのケナコルトのように

人体に対してある程度無害性が証明されたもの

という風な見方もできる。ケナコルトはステロイド注であるのと同時に白く色のついたある程度無害性を証明された物質なのである。

ケナコルトもマキュエイドも眼科領域では硝子体の色付けとして使用されている。

ステロイドは房水の流出障害により眼圧を上昇させる。トリアムシノロンアセトニドは硝子体可視化には優れた物質であるが、目に使う以上眼圧上昇は避けたい副作用である。

ゲル状物質にまとわりつく性質であり、難溶性である。この条件をみたす医薬品成分が今後見つかればトリアムシノロンアセトニド以外の硝子体可視化剤が生まれる可能性を秘めている。