愛犬にバナナを与えるご家庭は多いのではないでしょうか。
果物の中でもリーズナブルで、簡単に手に入るので与えやすい果物ですよね。
適量は、10kgのワンちゃんで30gの摂取量
小型犬であれば、スプーン1杯(ひとかけら)程度で十分です。
与えすぎに注意しましょう。
我が家もそうですが、与えれば与えただけ喜んで食べてくれる食材だと思います。しかし、彼らは限度を知りません。必要以上に食べられる生き物なので、加減して与えていきましょう。
■ そもそも犬にバナナは大丈夫なの?
バナナのカロリーは、白米の1/3程だって知ってましたか?
バナナは愛犬にとってオススメの果物です。
果物を好むワンちゃんは比較的多いく、人気の食材ですね。
ビタミン・ミネラル・食物繊維などを豊富に含み、健康維持に役立つポリフェノールやフラボノイドも含まれていて生活習慣予防にも一役かっています。
その果物の中でもバナナは低カロリーで腹持ちがよく、ブドウ糖や果糖など沢山の種類の糖質が含まれています。糖質によってはすぐにエネルギーに変わるものと、エネルギーに変わるまで時間がかかる糖が含まれているため、多種類の糖質がエネルギーを長い時間持続させ腹持ちも良くなるということなんですね。
しかも、果糖は腸の吸収が遅く、消化のスピードがゆっくりなので血糖値の上昇も緩やかになります。
ただし、果物は中性脂肪に変わりやすいので摂取カロリーを抑える必要もあります。
■ 犬がバナナを食べると何に効果がある?
バナナは抗酸化作用があり、デトックス効果が見込まれます。
ワンちゃんは、狂犬病の予防接種やワクチン・フィラリアの予防など多くの薬物を摂取します。
病気予防には欠かせない予防接種ですが、体内に入った薬物は出来るだけ早く体外に排出することが望ましいのです。
そのためには、予防接種以降の1週間は意識的にバナナを与え、デトックスを促進していきましょう。
もう一つ効果があるのが免疫力を高める効果です。
有毒物質が体にたまると、免疫力が低下し、色々な病気を発症しやすくなります。
バナナに含まれているその成分は加熱しても変化せず、体内のアルカリや酸にも壊れにくいという特徴を持っています。
夏バテ防止や皮膚の正常化、抗酸化に役立ちます。
■ 犬にバナナを与えるときの注意点
「バナナ」は免疫力を高めるかなりオススメな食材です。
デトックス効果もあり、予防接種後1週間ぐらい摂取すると、腸内環境も整い、抗酸化作用も見込まれます。
摂取量は、10kgのワンちゃんで30gの摂取量で良いので、小型犬であれば、スプーン1杯(ひとかけら)程度で十分です。摂取しすぎると、下痢をしてしまうワンちゃんもいるので、注意して与えてください。
バナナはカリウムを多く含むため、カリウムを摂り過ぎる可能性があります。
心疾患・副腎疾患・腎疾患などが気になるワンちゃんは、与える頻度や量を減らすなどして調整して下さい。できれば、一度獣医師に相談してから与えるようにして下さい。
また、シュウ酸も多く含まれているので、与えすぎは尿結石の原因にもなります。
あくまでも主食の補助的な役目として、時々与える程度にしておきましょう。
余談ですが、果物でいうと、イチゴもオススメの食材です。
こちらも、免疫力を高める効果が期待できます。生のまま、10kgのワンちゃんで、2粒で十分です。
おやつ替わりに与えることによって、ワンちゃんの健康維持もでき、甘味があるので食べやすく果物はとても体に良いのでオススメですね。
■ まとめ
バナナは、
- 適量は10kgの犬に対して30g
- 健康維持や生活習慣病予防に役立つ食材である
- 腹持ちがよく、血糖値の上昇も緩やか
- デトックス効果もある
- 免疫力を高める食材で腸内環境を整えてくれる
- カリウムを摂取しすぎないよう週1〜2回程度に!
我が家のイタグレ達も、夏に食欲が落ちてしまってもバナナは食べてくれます。食べ過ぎて便が緩くなるときもあるのでやっぱり注意しないとですね。胃腸の働きも正常化し、免疫力が高まることは間違いないようです。調子に乗せられて?与えすぎないよう注意しましょう。
果糖は腸での吸収が遅く、消化スピードも緩やかです。その反面、中性脂肪に変わりやすいので、肥満にもご注意ください!カロリーは控えめに!!

