梅さん … ほのぼのと

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昨年秋、一本堂という「焼きたて食パン専門店」のデザイン〜施工を請け負いました。

 

その現場でとてもほのぼのと、そしてうれしい気分になったのです。

 

さてその主人公は、「大工の梅さん」と「小学生の子供達」。

 

 

 

現場も二週間も立つと、お店の中をいろんな人がのぞいてきます。

 

だいたい女性の方が多いですね。

 

 

 

通行人   : 「何が出来るの?」

 

現場管理者 : 「焼きたての食パンのお店です」

 

通行人   : 「いつから?」

 

現場管理者 : 「来月中頃です。ぜひ来て下さいね」

 

こんな感じでよく会話を交わします。

 

 

 

ありがたい事に、うちが依頼している業者さんは皆さん愛想がよく、

もちろん仕事もよく出来る方達ばかりです。

 

現場を管理しているのは岩本さん(通称ガンちゃん)、この人にいつも現場はおまかせ状態です。

 

路面店舗の場合、こういうやり取りは結構宣伝になったりするので大事なんですよ。

 

お店の印象もよくなりますしね。

工事そのものはあたりまえですが、こんなところにも結構気を使うんです。

 

 

 

さて、主人公の「梅さん」… 梅林さんという大工さんですが、まわりからは限りなく人間に近いゴリラなんて言われてます。(笑)

仕事熱心で腕も確かな職人さんです。

 

 

 

ちょうど下校時間でした。

向こうからわいわいと、ランドセルを背負った集団がこっちに向かってやってきます。

二年生か三年生ぐらいですかね。まだ小さくかわいい子供達。

 

 

梅さん  : 「おかえりっ」

 

小学生達 : 「ただいまぁ〜」

 

梅さん  : 「ちゃんと勉強してきたかぁ〜?」

 

小学生達 : 「○△× ○△× …」

 

みんな口々に答えるので、聞き取れませんでしたが、なにか楽しそうに会話していました。

 

どうやら毎日、現場の前を通るので顔見知りになったようです。

 

 

おそらく、子供達は興味津々で現場をのぞいていたんでしょうね。

 

そこで梅さんが声をかけたのかな。

 

きっと朝も「おはよう」

     「いってらっしゃい」

     「いってきます」

 

そんな会話をしているんでしょうね。想像ですが…

 

 

こんな時代においてとってもほのぼのとしますね〜。

 

 

ともすれば、知らない人と喋ってはいけないとか、気をつけなさいとか。

もちろんそれも大事ですが、僕が小さい頃は町中の人が小学生達を見守っていた記憶があります。

 

知らないおばちゃんでも、悪いことをしていたら怒られるし、あんた誰それさんとこのボンやな、なんて。

「なんでしってんねん?」と思いましたし、又親同士の情報交換網も大したものだったと思います。

 

そんな地域との触れ合いも薄れてきた今日この頃、何かほっとした瞬間でした。

 

 

 

梅さんこれからもよろしくね。

 

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