今日の満月は、大きさが14%増し、明るさが30%増し、、だったらしいのですが、
わが家からは、もやとした月がときおり見えたものの、ほとんど雲に隠れてました(笑)



満月は月が満つるとき、
潮力が働くときです。
生物は月の満ち欠けを知っていて、
月のリズムに合わせて生命活動をしているといわれてます。

体に海を蓄えている私たちも、月の動きにより、
血が湧き躍ったり、しんと静まりかえったりして、

心、メンタルな部分と深くつながっていることを示してます。

ラテン語の月はルナ、ルナシィは狂気、ルナティックは狂人、
月は太陽とは反対のものを象徴してます  夜-陰-裏 など。



そんなイメージを重ねてタロットカードの月を眺めてみてください。


夜のアルカナ
                     ⅩⅧ THE MOON.

18 = 9( 隠者 ) + 9( 隠者 )
月のカードは不安、恐れ、胸騒ぎ、妄想、秘密、ごまかし、

ハッキリしないもの、曖昧で不安定なものをあらわしてます。
クルッと回って逆位置になると、正位置の意味が好転していくプロセスに変わり、
明るい兆し、小さな希望の灯、夜明け前のようなイメージになります。




もし、夜、月光りだけを頼りに歩いていたら、不安や恐れを感じますよね。
そういった何か得体の知れないもの(見えない相手)に呑み込まれそうな心理、
または状況などを、月のカードは表現しています。
内面の世界、潜在意識、人の弱さでもありますね。