〈 第3回 〉

冥王星は1930年に発見され、太陽系の第9惑星になりました。
しかし、天文学的な視点から(大きさや他の星々との兼ね合い)、
2006年8月に惑星から外され、現在は準惑星に位置を変えてます。

天文学者の間ではいろいろすったもんだあったわけですが、
アストロロジーからは消えていません(笑)
むしろ、とても冥王星らしいドラマだといえます(笑)
冥王星は偶然発見された星ではなく、
計算上の予測にもとづき、探しているなか発見された星です。
意味があるのです。

アストロロジーでいう冥王星は、
そこにあるものを一切無にし、消し去る星です。
根こそぎ奪うのが冥王星の特徴。
生と死、破壊と再生、消滅、刷新、集団的カルマ、死後、などが
キーワード(イメージ)です。

プルトニウムとの関係も深く “ 核 ” とガッチリ結びついています。
そして、エロスの象徴でもあります。

花 

冥王星は自ら惑星の枠から姿を消したのかもしれませんね!
そういう星です、冥王星は(笑)

花 

アストロロジーは、太陽系の惑星だけが解読対象ではありません。
地球の衛星の月、小惑星(セレス、パラス、ジュノー、ベスタ、キロンなど)、
東西&南北のポイント、黄道と白道の交点などなど..
あげるとキリがないほどたくさんあります。

アストロロジーは今も世界中で研究されています。
今後もフォーカスするポイントは増えるでしょう。
まだまだ進化します!

花 

さて、今日、注目するのは消えた第9惑星
冥王星の “ 9 ” にちなんだお話、です。

9は音の響きでいうと、球、玉、久、宮、など、
漢字から何となく想像できるかと思いますが、
9は、完成、完全という意味があり広く知られてます。
アストロロジーにも同様の意味があります。

花

また、チャートより角度を出すと 360÷9=40゜ 9角形になります。
この40゜はアストロロジーではノービル(novil)といい、
「 完全な理想上の形 」「万有の調和」をあらわし、
思いを貫くと形になるといわれてます。

ノービルは 3×3=9 を内包してます。
このアスペクト(角度)の持ち主は、天・人・地をつなげることができ、
ジョイフル、ハピネス、ピースを生むことができるといわれています。
アーティストとしての才能、エンターテイメント性、サイキックパワーなどが、
宿っているわけです。

自分のチャートを持っている人はぜひ確認してみてください!
思わぬ才能が隠れているかもしれません。
ノービルのオーブ(許容)は2゜です(38~42゜)

花 

現代のアストロロジーの解読ポイントは、
マイナーなアスペクトがどんどん使える時代だということです。
小さな力を最大限に生かすことができるので、
埋もれている能力を探し当て、磨くことですネ!

花 

次に、星にはまったく関係ない話ですが、
少々気になっていることがあります。
政権が変わってから、日本国憲法
第9条改正の声がより大きくなったように思えます。

戦争の放棄がなぜ “ 第9条 ”に謳われているのか?
ふと気になりました。

日本国憲法は日本主導で作ってないとはいえ、
戦争放棄が“ 9 ”に明示されているのは偶然なのか?
それとも何か意味や願いがあったのか?

歴史を振り返って見ると、
第9条 は、結果として、日本を戦争から護る楔(くさび)になってます。
戦地への後方支援はしてますが、国として、戦場で血を流していません。
“ 9 ” が最強の楔として機能してきたのは確かです。
それを引き抜けば護りの魔法が切れます。
どうなるのかまだ誰にもわかりませんが、
この行方を静観したいと思います。



冥王星はからし種にたとえられます。。
とっても小さな種だけど、それを蒔くとどんな野菜より大きく成長する~、と。
それが冥王星の持つエロスの力です。