先日、ブログパーツ『FLO:Q』に関するエントリー
に際して、CGM(Consumer Generated Media)
についても言及させて頂いたが、もう一歩突っ込んで、メディアだけでなく広告内容そのものも消費者に委ねてしまおうという概念としてCGCM(Consumer Generated Commercial Message)
が存在する。
近年、企業側の一方的な言い分と受取られがちな広告を消費者の等身大の気持ちで伝えてもらうことによって共感を獲得していこうというのが、所謂“Consumer Generated”というムーブメントの主旨といえる。
話題喚起であったり口コミを誘発する、或いは共感を獲得するという主旨の企画は昔から大切な要素ではあったが、以前はその為に我々広告業界はどんな表現(デザイン、コピー、映像等)を創造して行くべきかが問われていた。しかし、CGM
はともかく今は多量ではないがCGCM
が求められる風潮になると、企画レベルの話としては面白いし、構造の組み方次第では優れた施策になる可能性を秘めているが、広告業界の中でもクリエイターと呼ばれる制作者にとっては不本意な事態と言えるかもしれない。
まぁ、それはそれでこれからの課題であり、実際、今後それがどれだけの広がりを持つかも未知数の部分ではあるが、誰も彼処も“2.0
ブーム”のマーケットにおいて、しばらくは注目され続けることになりそうだ。
そんなムーブメントの事例として私が、興味をもっていたものに米国のフリトレー社が「ドリトス」のCGCMの公募を行った
キャンペーンがる。
「Crash the Super Bowl」
と名づけられたこのキャンペーンは、昨年9月に告知され、動画共有サイトのJumpcut(Yahoo!Videoが買収)に投稿する形応募を受け付け、1000本を超えるCGCM
がキャbペーンサイト上にラインアップされた。
このキャンペーンで勝者となったCGCM
は、なんと来る2月4日に開催されるフットボールの祭典「スーパーボール」の放送の際に、TVで放映されることになっている。
そして、この度、1月5日に第3弾の審査結果が発表され、いよいよファイナルストなる決勝進出5作品が出揃った。
この中から、勝者となる作品が決定するわけだが、結果はアメリカでの当日の放送をもって発表される。
果たして、どんなCGCM
が選ばれるのか!?
ファイナリストの作品の中で、私のツボに嵌ってしまったのはコチラ↓
http://www.jumpcut.com/view?id=7880EB82836011DBA2F7266C9A2E700D
英語が堪能でなくても理解できるところが嬉しい(笑
一方、日本国内でもドリトス・キャンペーンのスケールには遠く及ばないが、先だってCGCM
の公募が行われ、その結果も発表された。
今回、果敢にCGCM
の募集を行った商品はハインツ日本
の「逆さケチャップ」。
MXTV
の番組「BlogTV」タイアップ企画として実施されたこのコンテスト、告知は個本的にMXTV
と番組の公式サイト、そしてハインツ
のHP程度。
告知力は圧倒的に不足していたが、短い期間で35本のCGCM
が応募された。
虫食いクイズに応えるだけのお手軽なキャンペーンと違い、如何にPCでに動画編集がお手軽になったとはいえ、それなりの手間と時間とセンスを要するCGCM
の応募となるとキャンペーンに敷居は何十倍又は何百倍にも高くなる。
そんな状況下での35本の応募は、テストマーケティング的な側面も考えると大いに成果ありだったのではないだろうか。
「逆さま」「液だれしない」「トマト」等をキーワードとする「逆さケチャップ」のキャンペーンでのハインツ
賞(最優秀)はコチラ↓
オチがGOOD!
「BlogTV」公式サイト
では、準ウィナーといえるBlogTV賞やその他の作品も見ることができる。
皆、楽しいんで作っている感じがイイ^^
友達の結婚式ビデオでは飽き足らなくなった方、次のチャンスに市民クリエイター・デビューしてみてはいかが!?(笑





