これから何回かに分けて、「郷土のスター自慢」の企画を行いたいと思います。
都道府県別に出身選手をリストアップして、好投手が出やすい場所なのか、好打者が出やすい場所なのか、はたまた名監督・コーチが出やすい場所なのかを分析していきたいと思います。
かなりマニアックな企画だと自信をもって言えるでしょう。
定義としては、選手名鑑やウィキペディアに「出身地」として掲載されている場所で判断します。つまり、ダルビッシュ投手がいくら東北高校出身だからと行っても、彼の出身地は「大阪府」になります。ただし、現役・OBは問いません。どれだけコンスタントに好選手を生み出しているか。本当の野球王国はどこなんだ?やはり大阪が最強なのか?果たして結果はいかに・・・。
第一回は北海道です。
田中マー君率いる駒大苫小牧が甲子園夏連覇を果たして以来、野球所として徐々にその地位を確立しつつある北海道。日本ハムが北海道へ移転してきて以来、球団の地域密着戦略が着実に成果として表れてきています。毎年ドラフトで北海道の高校から選手が指名されている様に感じられます(恐らく、最低1人は指名されているはずです)。
そんな北海道が生んだ「歴代最強打者」は文句無しで「若松勉」でしょう!!ヤクルト一筋「小さな巨人」と呼ばれた若松勉。通算2000本安打を達成し、名球会プレーヤーです。イチローもびっくりの巧みなバットコントロールを誇ってました。1977年には、400打数以上打席に立ち、.358のハイアベレージを残しながら、シーズン中の三振数がたった14個!!6割近い長打率を残しているので、単打狙いの当てるだけのバッティングってわけでもないです。ノムさんをして、「軸をぶらせても、ヒットを打ってくるのはイチローか若松ぐらい」と云わせしめるその卓越したバッティング技術は最高級です。監督としても、ヤクルトを日本一に導くなど、実績を残しており、王監督から第2回WBC監督に推薦されていたぐらい人望の厚い人でもあります。ヤクルト監督時代には胴上げで体が小さいあまり(168cm)、空中で1回転してしまう隠し技も披露。北海道打者部門は、若松勉で文句無しです!
一方、北海道の「歴代最強投手」は・・・奥尻島出身の佐藤義則(現楽天投手コーチ)じゃないでしょうか。同じく阪急・オリックスで活躍した細身の貴公子・星野伸之と迷いましたが、やはり、40歳過ぎてからノーヒットノーランを達成した投手は素晴らしいでしょう。「ヨシボール」というフォークと同じ変化をするが、実は指が短いため、親指と人差し指で挟んで投げていたらしい。44歳まで現役を続けた投手で、今でこそトレーニングの発達なので選手寿命も延びてますが、まだまだ科学的トレーニングなどが確立されていなかった時代に、まして彼のピッチングは「酔拳」と呼ばれていたぐらい無類の酒好きらしく、そんな選手が44歳まで投げれたのは、見えない所での地道な努力があったのでしょう。投手コーチとして手腕は高く評価されており、投手にとって「走り込み」こそが最も重要だと口酸っぱく指導しているらしい。
両選手とも、引退後の指導者としても非凡な才能を発揮されています。若松なんかは、小柄な選手にとって大変励みになる目標でしょう。早くどこかのチームで「若松監督」を再び見たいですね。
番外編・・・北海道が「生んだ」スターと言えるかどうか分かりませんが、あのスタルヒンは北海道とゆかりのある大投手です。「旭川スタルヒン球場」があるぐらいですから。年間68試合登板、41試合先発、38完投、42勝15敗、投球回数458回、防御率1.73という様な驚異的なシーズンが何度もある伝説的投手です。生まれはロシアですが、ロシア革命で日本へ亡命。その後、戦争の影響で「須田博」と一時改名していた時期もある。結局、300勝投手となり、殿堂入りしたスーパースター。ロシア人野球選手って、後にも先にもスタルヒンだけじゃないでしょうか?
その他の北海道出身選手・・・五十嵐(ヤクルト)、米野(ヤクルト)、カミソリシュート盛田(元横浜98年優勝メンバー)、高橋慶彦(元祖1番スイッチヒッター ロッテ西岡育ての親)、スローカーブ星野(元オリックス、阪神)、青山(楽天)、三井(西武)、鈴木(元近鉄)、高沢(元ロッテ)など。
こぼれ話・・・相撲界を始め、柔道、ボクシング、レスリング、プロレスラーと格闘技選手が異常に多いのが北海道です。寒さをしのぐ為に、室内で激しく動いて、ぶつかりあう格闘技系種目が人気なのでしょうか?
次回は、東北を順番にお送りしていきます。
球坊主
都道府県別に出身選手をリストアップして、好投手が出やすい場所なのか、好打者が出やすい場所なのか、はたまた名監督・コーチが出やすい場所なのかを分析していきたいと思います。
かなりマニアックな企画だと自信をもって言えるでしょう。
定義としては、選手名鑑やウィキペディアに「出身地」として掲載されている場所で判断します。つまり、ダルビッシュ投手がいくら東北高校出身だからと行っても、彼の出身地は「大阪府」になります。ただし、現役・OBは問いません。どれだけコンスタントに好選手を生み出しているか。本当の野球王国はどこなんだ?やはり大阪が最強なのか?果たして結果はいかに・・・。
第一回は北海道です。
田中マー君率いる駒大苫小牧が甲子園夏連覇を果たして以来、野球所として徐々にその地位を確立しつつある北海道。日本ハムが北海道へ移転してきて以来、球団の地域密着戦略が着実に成果として表れてきています。毎年ドラフトで北海道の高校から選手が指名されている様に感じられます(恐らく、最低1人は指名されているはずです)。
そんな北海道が生んだ「歴代最強打者」は文句無しで「若松勉」でしょう!!ヤクルト一筋「小さな巨人」と呼ばれた若松勉。通算2000本安打を達成し、名球会プレーヤーです。イチローもびっくりの巧みなバットコントロールを誇ってました。1977年には、400打数以上打席に立ち、.358のハイアベレージを残しながら、シーズン中の三振数がたった14個!!6割近い長打率を残しているので、単打狙いの当てるだけのバッティングってわけでもないです。ノムさんをして、「軸をぶらせても、ヒットを打ってくるのはイチローか若松ぐらい」と云わせしめるその卓越したバッティング技術は最高級です。監督としても、ヤクルトを日本一に導くなど、実績を残しており、王監督から第2回WBC監督に推薦されていたぐらい人望の厚い人でもあります。ヤクルト監督時代には胴上げで体が小さいあまり(168cm)、空中で1回転してしまう隠し技も披露。北海道打者部門は、若松勉で文句無しです!
一方、北海道の「歴代最強投手」は・・・奥尻島出身の佐藤義則(現楽天投手コーチ)じゃないでしょうか。同じく阪急・オリックスで活躍した細身の貴公子・星野伸之と迷いましたが、やはり、40歳過ぎてからノーヒットノーランを達成した投手は素晴らしいでしょう。「ヨシボール」というフォークと同じ変化をするが、実は指が短いため、親指と人差し指で挟んで投げていたらしい。44歳まで現役を続けた投手で、今でこそトレーニングの発達なので選手寿命も延びてますが、まだまだ科学的トレーニングなどが確立されていなかった時代に、まして彼のピッチングは「酔拳」と呼ばれていたぐらい無類の酒好きらしく、そんな選手が44歳まで投げれたのは、見えない所での地道な努力があったのでしょう。投手コーチとして手腕は高く評価されており、投手にとって「走り込み」こそが最も重要だと口酸っぱく指導しているらしい。
両選手とも、引退後の指導者としても非凡な才能を発揮されています。若松なんかは、小柄な選手にとって大変励みになる目標でしょう。早くどこかのチームで「若松監督」を再び見たいですね。
番外編・・・北海道が「生んだ」スターと言えるかどうか分かりませんが、あのスタルヒンは北海道とゆかりのある大投手です。「旭川スタルヒン球場」があるぐらいですから。年間68試合登板、41試合先発、38完投、42勝15敗、投球回数458回、防御率1.73という様な驚異的なシーズンが何度もある伝説的投手です。生まれはロシアですが、ロシア革命で日本へ亡命。その後、戦争の影響で「須田博」と一時改名していた時期もある。結局、300勝投手となり、殿堂入りしたスーパースター。ロシア人野球選手って、後にも先にもスタルヒンだけじゃないでしょうか?
その他の北海道出身選手・・・五十嵐(ヤクルト)、米野(ヤクルト)、カミソリシュート盛田(元横浜98年優勝メンバー)、高橋慶彦(元祖1番スイッチヒッター ロッテ西岡育ての親)、スローカーブ星野(元オリックス、阪神)、青山(楽天)、三井(西武)、鈴木(元近鉄)、高沢(元ロッテ)など。
こぼれ話・・・相撲界を始め、柔道、ボクシング、レスリング、プロレスラーと格闘技選手が異常に多いのが北海道です。寒さをしのぐ為に、室内で激しく動いて、ぶつかりあう格闘技系種目が人気なのでしょうか?
次回は、東北を順番にお送りしていきます。
球坊主