October 15, 2011 Eagles at Lions | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!




$ピーナッツとクラッカージャック-20111015


 ★Tips 1 : 今日の岸さんのストライク率は約61.8%、2/3を大きく下回る物足りない成績でした。

         27度の打者との勝負のうち2ボールまでいったのがのべ13度、
         3ボールまでいったのがのべ6度、そして四球1で1ボール以内での勝負が約51.9%。

         今日の岸さんはその速球の最速が144km/h、そしてほとんどが140km/hを越えるなど
         その勝負球の1つである岸さんの持てる最高の速球を数多く駆使していくものの

         その素晴らしい精度を誇る速球の一方で、全体的に制球がばらつき
         特に他の2つの勝負球、カーヴとチェンジアップの制球に苦しみ

         また“緩”の球、それも特にカーヴに球種を絞って狙ってくるイーグルス攻撃陣に対し
         特に速球以外の球種に関しては慎重に慎重にと、大胆にゾーン内に投げ込めず

         2ボール、更には3ボールを奪われての苦しい勝負が続いていく投球で
         今日は残念ながらなかなか大胆にゾーン内で勝負できていたとはいえない投球となりました。

         ただしその中でも今日素晴らしい制度を誇った、その最高の速球
         投球の軸にし数多く駆使し、なんとか四球を1つのみにまとめていったことで

         6.1イニングを投げて投球数110(1イニングあたり約17.4球)、そして
         奪われた出塁はその四球1を含めて10個とどちらもかなりかさむものの

         もちろん盗塁を刺した銀仁朗さんなどライオンズ守備陣の素晴らしいフィールディング
         篤志さんをはじめとした、後を受けた救援陣の素晴らしい投球の数々、そして

         打球が野手の正面を突くなどの“ひとにぎりの運”に大きく感謝しつつも
         外野フェア領域に到達するフライアウトを3個のみにまとめつつ

         グラウンドアウトを5個、そして三振を7個と数多く奪っていく
         本格派エースの素晴らしい投球を1ゲームを通して魅せ続けてくれ

         結果自責点・失点ともに3にまとめ、みごとQSをクリアしてくる
         素晴らしい成績を残すことに成功しました。

         今シーズンはおそらく今日の登板で先発のマウンドに登るのは最後、

         なかなか思うように投球を操れずに結果が、成績がついてこない苦しいシーズンで
         三振こそ9イニングあたり7.07個と継続して数多く奪ってきたものの

         特に四死球は9イニングあたり2.80個、同じく本塁打は0.80個
         シーズン終盤になっていくにつれだんだんと改善してはいったものの

         それでも四死球・本塁打共に非常に数多く奪われ続けたこと
         ほんとうに大きな課題として常に岸さんを悩ませ続けました。

         来シーズンに向けて、再び、いや今までより更に素晴らしい
         本格派エースの投球を魅せ続けていくためにも

         その最高の速球について、その球速を含めた精度を更に上げていくこと、そして

         その最高の速球、そしてカーヴ、チェンジアップといった
         岸さんの誇る3つの勝負球常に最高の精度と制球とを両立するものへと向上させ

         左打者・右打者また内角・外角を問わず、その3つのうちどれ1つをも欠かすことなく
         バランス良く、満遍なく駆使し続けていき続けてほしいと思います。

 ★Tips 2 : 今日のライオンズ攻撃陣は得点圏にランナーを置いての打席は計12度、
         その内訳は 3-9(うち二塁打1、三振1・併殺打1)で得点圏に残塁4、得点5。

         今日は11安打・1四球・1死球で出塁は13、失策による出塁1を加えた
         その全14人のランナーの行方は残塁6・併殺打による二塁封殺2で得点6という結果でした。

         今日はイーグルス先発井坂投手に対し6イニングで95球(1イニングあたり約15.8球)
         また1ゲームを通じて観ても8イニングで125球(1イニングあたり約15.6球)
         なかなか忍耐強く闘う打席を数多くは創り出していくことができずじまいでしたが

         それでも5回にB1-S2からの6球目を打ち返し犠牲フライで1点をもぎ取るなど
         計4打席で17球を費やさせながら四球1を含む2個の出塁を奪った

         原さんのしごとぶりは今日も非常に素晴らしいものであったと評価でき
         ライオンズ攻撃陣の中で素晴らしいアクセントとして一際光るものでした。

         奪った出塁数自体は13個とまずまず合格点の成績といえる今日のライオンズ攻撃陣でしたが
         今日のある程度効率良いといっていい攻撃、そしてその結果の6得点に満足することなく

         今後も1ゲーム1ゲーム、そして1打席1打席、
         変わらずに更に数多くの忍耐強く闘う打席を創り出し続け、効果的に織り交ぜ続けながら

         貪欲に、更に数多くの出塁を奪い続けていってほしいと心より願っています。