It's a whole new "ballgame" | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!

$ピーナッツとクラッカージャック-BS20100729

どんな組織でもそうですが
責任ある立場にある人間が本業の成績とは無関係のところで
問題をおこしその職を解かれるとなれば

選手個々人のパフォーマンスは別として
その組織のパフォーマンスは著しく低下します。

その影響を最小限に抑えるためにも
迅速かつ明確な球団の処分対応が必要不可欠であり

今日のゲーム前に明確に解雇処分を発表したことは
昨日、一昨日の2ゲームを犠牲にしたものの

ようやく選手たちもこれで
この問題にひとつの気持ちの区切りをつけ、整理し
目の前の勝負に最大限集中することができるもの。

今日はそういった意味で実質ライオンズの後半戦初戦、
"contender" としての再スタートをようやく切れました。

そしてその記念すべきライオンズにとっての
実質後半戦スタートのゲームはまさに

"a whole new ballgame begins today"

途中までは勝利を期待することが非常に困難でありながら
しかし結果的に連敗から脱することに成功した、

そんなまさに“別世界”のゲームとなったのではないでしょうか。

もちろん、4回を5失点で降板のライオンズ先発、大沼さんは
決して先発投手としてのしごとをこなしたとは言えませんし

4回裏にマリーンズ先発のコーリー投手が
それまでとは急変し急に制球を大きく乱す、という

ライオンズにとっては“ひとにぎりの運”が味方したことは
非常に重要な、大きな要素だったことは確かです。

それでも9四死球を高い集中力で奪い取りつつ
10安打のうち半分となる5本の長打を効果的に絡め

4回に6点のビッグ・イニングをはじめ12点を奪う攻撃は
まさにこれぞビッグ・ボール、という素晴らしいものでしたね。

もちろんこれからもこれほどのビッグ・イニングや
そして大量得点を毎ゲーム毎ゲーム期待することは
おそらく非常に非現実的であって

先発投手陣の最少失点での長いイニングの消化と
攻撃陣は四球を奪うなど高い出塁への意識、そして
効果的な長打による得点をこれまでどおり求めていくことで

大きな連敗を防ぎつつ勝利と敗戦とを積み重ねていき
順風が吹き満帆で勝利を積み重ねていけるまで
ペナント・レースの "contender" であり続けることが
今はひとつの重要な目標となることでしょう。

とにかく今日は空中に浮いていた処分が決定し
そしてさらに連敗を6で止めることに成功したことで

まさに“勝利はすべてを癒す万能薬”のコトバどおり
選手たちにとって様々な動揺やら不安やらを断ち切る
素晴らしいゲームとなりましたね。

さあ、明後日からはまた新たに
ペナントレースの優勝を争うだけの能力と集中力とを併せ持つ、
そんな誇りと自信に満ちたライオンズの戦いを

前半戦同様に魅せ続けてほしいですね。



Good Job !  Dive into Lions nation !