今日は岸さんの素晴らしい投球の妙技が
珠玉の逸品として光り輝いたゲームでした。
62/3回を投げて打者26人に対して投球数119、
被安打3、与四球2・与死球1、奪三振9で自責点・失点ともに1。
直球・カーヴと共に今日はチェンジアップが素晴らしく
どんどん空振り、そして三振を数多く取っていき
1回の四球のランナー以降5回までランナーを許さず
5回までは完全に岸さんの“投球ショー”でしたね。
もちろんホークス先発のホールトン投手も
早い回に2点を失うもののその後素晴らしい投球を展開。
結局岸さんより長い7回を投げ自責点2(失点も2)で
きっちりQSをクリア、息詰まる投手戦となりました。
岸さんに戻りますと、もちろん5回までの
ノー・ヒットの投球も素晴らしいものでしたが
やはりそれと同じように、いやそれ以上に評価できるのは
投球数も増え、少しずつとらえられだした
6回・7回をきっちり最少失点でまとめたこと。
特に7回裏2-0で2点リード、1アウト1・3塁での
ホークス松田選手との11球の勝負、
そしてその勝負でシングルを打たれ
1点を奪われた後のその次の打者、長谷川選手との
2-1で1点リード、1アウト1・2塁での8球の勝負、
この2つの勝負はほんとうに手に汗握る
素晴らしいものでした。
その後、ホークスのリリーフ陣が自滅し
ライオンズが直後の8回に打者一巡の攻撃で5点を奪い
大きな点差がついてのライオンズの勝利となりましたが
こういった投打の軸がそのしごとを
キッチリこなしてくれたゲームは何も言うことがないですね。
さて、明日は一久さんですね。
北九州市民球場でのゲームの予定ですが
いつも通り、変わることなく“素人の部”らしい投球で
どんどんイニングを消化していって
守備陣・攻撃陣、そしてリリーフ陣の力を借りて
うまく勝利を掴んでほしいと思います。