It's gonna "HAPPEN" | Peanuts & Crackerjack

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Dedicated to the Saitama Seibu Lions organization and its players, baseball itself, and those who want to know what counts most in a given situation you are in and to make right decisions in a confident manner everytime. May the 'dose of luck' be with you!

ピーナッツとクラッカージャック-20080505

今日のファイターズ戦終了後、

すばらしい勝利に酔いしれるライオンズ・ファンの少年が
「偶然だぞ♪」のメッセージ・ボードをかかげ
とびはねておりました。

わたしはおもわず

・・・んなわけあるかい!!!

とつっこんでしまいました。

みたところ小学生くらいの少年でしたので
何の悪意もなく、そのコトバが有名になった背景も知らずに
無邪気にかかげていたのだろうと思いますが

にしても日本語がわかるならばそのボードはないだろうよ。。。

負けたときならいいにせよ
勝ったときにはファンの心理を逆なでするよ・・・

ジョークだとしたらとってもわかりにくいブラック・ジョークだし、

少年の無事をこころより願っております(笑)

そもそも100年以上もワールド・チャンピオンから遠ざかっている
シカゴ・カブスの熱烈なファンたちが
今年の福留選手の入団に大きな期待をよせ

“今年こそは優勝、必ずあるぞ!!!”
"It's gonna happen"

を日本語で掲げよう!とおもい

Googleで翻訳したところ「偶然だぞ」とでてきたので

そんなメッセージ・ボードが開幕戦、カブスのホーム・グラウンドで
福留選手が打席に立つたびにかかげられたとか。

まあGoogle翻訳も今ではさすがにそんな翻訳をしませんが。。。

happen は「偶然~する」「たまたま~する」の意味がありますので、
でもそれが is going to で未来に、将来に、もっというなら
~する予定だ → ~するスケジュールになっている、

で、必ずおこりうる!!!となる。

・・・うーん、ニュアンスを説明するのってものすごく難しい。

まあ単語だけをつなげて翻訳したところ
もとの文の意味とはまったくの逆になってしまったという
世紀の誤訳として有名になったこのコトバ、

さてさて本題に戻って

今日の勝利は偶然だったのか???

いやいやどうしてどうして。

今日の価値あるプレーをふりかえってみたいとおもいます。

まずは大沼投手

先発キニー投手が1回、ファースト石井義人選手の送球エラーで
自責点0にもかかわらず3失点、
その後背中の張り(らしい)で降板したあとをうけて
2回から5回途中までロングリリーフ。

5回に3点はとられたものの
素晴らしいピッチングのスウィーニー投手を相手に
要所を締めるピッチング。

ずるずる負けムードに陥っていきがちなところで
急な登板にもかかわらずじぶんのピッチングをすることは
とっても難しいことだろうと思います。

反撃を呼びこんだ縁の下の力持ちは大沼投手でしょう。
彼なくして今日の勝利は
はじめっからありえなかったのではないかと思います。

そして、星野投手

5回のピンチを凌ぎその裏の反撃につなげ
その後6アウトをとって逆転を待つ。

1ポイントの多い仕事人が左打者をきっちりすべて抑える、
すばらしいしごとをしてくれました。

さらには細川選手

グランドスラムもそうですが
4回の森本選手の盗塁阻止も魅せてくれました。


反撃ムードがでてきてからはその流れに乗って
すばらしいプレーが多くでました。

小野寺さんはまだまだ不安定ですが
なんとか抑え勝ち星をえました。

グラマン選手はきっちりセーブ。

打撃では中島選手のHR、
ブラゼル選手の同点適時打、
そしてGGさんの逆転の2ランHR。

盗塁はありませんでしたが
みるべきプレー満載のすばらしいゲームでした。

さあ、こういう試合をどんどん続けていければライオンズも

「偶然だぞ」

いやいや、そうじゃあなくって

"it's gonna happen"

今シーズンの優勝がみえてきますね。

今日の少年のメッセージボードの裏側には

「今年は優勝だ!」

こう書いてあげたいですね。