椅子からずり落ちかけていた私に気づいて下さった医療スタッフさんが、ストレッチャーを手配して下さったのですが、なかなか迎えは来ず…
もうまぶたを開けていられないほど脱力していたのですが、とにかく猛烈な寒さで…
しびれて動きにくい口で、何とか「寒い。寒いんです」と訴えました。
「寒いよね」と医療スタッフさんも声をかけて下さるのですが、その付近に防寒シート等は配置されていなかったようで、ストレッチャーがお迎えに来て下さらないと、どうにもならないようでした。
既に私には時間の感覚がありませんでしたが、
「ストレッチャー、まだ?前の人の時もなかなか来なかったよね」と言われていたので、時間がそれなりに経っているのかなと思いました。
ようやくストレッチャーが来て下さったと思われた時、
女性の医療スタッフさんが
「男性の方、手を貸してください!」と周りに声をかけられました。
超おデブな私。
しかも全身脱力しているから、更に激重なハズ。
さすがに「私、重いんです。すいません」と何とか声に出して謝りました。
本当に申し訳ない
ストレッチャーに乗せてもらう際、
「両手をお腹の上で組んでください」と言われたのですが、
もう全く両腕に力が入らず、無理でした。
まぶたが重くて開けられなかったので、搬送経路は分かりませんが、屋外の救護テントに運ばれたのは分かりました。
そして再び、おデブ&激重な私の身体を皆さんで持ち上げて下さって、ストレッチャーから診察台に移されました。