あんまり子どものころをのことを覚えていないのですが
このごろ
息子に
私の小さいころどうだったか、
どんなことを一番覚えてるかと聞かれます。
どんな先生が印象に残ってるかときかれたときがありました。
小学校のとき
トイレ掃除をしていて、便器に何だったかが落ちていて
掃除当番のみんなで、どうしようどうしようと困っていると
「こんなもの手で取ればいい」と
シャツの袖をまくって、ひょいっと取った先生。
女子、ひゃーーーーと騒ぐと
「うるさい!!手は洗えば平気だ!」
といわれたこと。
そうだ、そうだよな・・・・
・・・みんなで騒いでたけど
ばからしくなるほど
シンプルなことだった
と妙に納得したこと。
大学の時
研究室でタイの山岳地帯にインタビューに行き
夜、電気の通らない山奥に到着したその空が
ぞっとするほど空を埋め尽くす星空で
ひゃーーーーーーっと学生が騒いだら
いつも穏やかな教授が
「秘境に来たと思うな!!!秘境だと思って住んでいる住人はいない!!秘境なんて場所はないんだ!」
と一喝。
背中をまるめていつも穏やかに微笑んでいる教授が怒ったのは、
後にも先にもこの時だけでした。
秘境だと口にはしてなかったし
思ったつもりもなかったけれど
秘境への認識が変わった瞬間。
深いところをガツンとやられたような気がしました。
教授はいまでも旧姓で年賀状をくれる唯一の人です。
郵便局もよく届けてくれ、感心します。
自分の根っこのようなエピソード。
もういっかい!と何度も繰り返し話をさせられました。
息子は楽しそうに聞いていました。
「そういえばおかあさんって
だれもいない教室を一人で掃除するのが好きだったんだよね。」
「うん好きだったねー。」
「ふーん・・・・」
これも前に話したこと。
よく覚えてるね。
なにを考えているんでしょう。
私の思い出も
絵本のように
語ります。
