バレエの先生に知ってほしい!
低学年のアーチ低下・足底筋膜炎・外脛骨炎を防ぐレッスン方法
〜ウインドウトラス機構を使った正しい足づくり〜
ENGLISH
“How to Train Arch Support in Young Ballet Dancers
Prevent Flat Feet, Plantar Fasciitis & Accessory Navicular Pain”
低学年の生徒さんや「プリエで膝が入る子」の多くは、
“アーチの低下(足部の潰れ)” が原因です。
プリエをいくら矯正しても、アーチが挙がらないと
根本的には改善されていません。
アーチが低いままレッスンを続けると👇
・外反母趾
・足底筋膜炎
・外脛骨炎(内側の骨が痛む)
に発展しやすく、将来のレッスン、増してはバレエ人生にも大きく影響します。
■ なぜアーチが低下すると問題なの?
✔ ① 足首が内側に倒れやすくなる(過回内)
→ プリエで膝が内側へ
→ ターンアウトが崩れる
✔ ② 足底筋膜(足裏のバネ構造)に負担がかかる
→ 足底筋膜炎の原因に
✔ ③ 外脛骨にストレスが集まり炎症が起きやすい
→ “内くるぶしの下が痛い” 子が増える
■ おすすめのレッスン「ウインドウ・トラス機構」を使う
ウインドウトラス機構とは?
足趾を軽く伸ばすことで
アーチが自動的に引き上がるメカニズム のこと。
✔ 低学年でもすぐ効果が出る
✔ 足趾の伸展力が高まり「つま先が伸びやすくなる」
✔ プリエで土踏まずが潰れない
✔ 足裏が育つ=将来の強いルルベにつながる
■ 実際のレッスン方法(先生向け)
① バーに立って
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足趾を軽く伸ばす(グーではなく“反る”方)
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母趾球・小趾球・かかとの三点で立つ
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足裏が“スッ”と持ち上がる感覚を作る
② そのままプリエ
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土踏まずが潰れないかチェック
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膝がつま先の方向に沿いやすくなる
③ つま先ポイントの練習
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足趾が伸びると、アーチで押せるので
つま先が自然にきれいに伸びる
■ こういう子に特におすすめ!
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プリエで膝が内側に入る
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低学年で足のアーチが低い
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足裏が疲れやすい
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つま先が伸びにくい
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内くるぶし(外脛骨)が痛がる
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ルルベで「ぐにゃっ」と潰れる
■ (まとめ)
アーチが整うと…
・膝が入りにくい
・プリエが安定
・つま先が伸びやすい
・ケガを予防
・将来のルルベが強く美しくなる✨
先生の一声で、子どもたちの“未来の足”が変わります🩰
まずは、数カ月のレッスンから、試してみてください。
この記事の内容は、YOUTUBE、インスタ投稿でも動画として配信予定です。
