バレエ留学オーディションへのご参加、心より感謝申し上げます | バレエの悩み解決&情報公開

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自分自身が元バレエダンサーでヨーロッパの某国でバレエ学校の留学経験やバレエのカンパニーの経験をもとに、もっとバレエがうまくなりたい、上達したいという願いのお手伝いをするための情報を更新しています。

先日(12/19)開催された、バレエ留学のためのオーディション動画ZOOM講習会にご参加いただき、誠にありがとうございました。この場を借りて、皆様の熱心な取り組みと、バレエへの情熱に深く感謝の意を表します。

 

いろいろお話をして、講習会の意図をお伝えした結果、何を最重要目的にして留学するのか?ということを明確にして本番がすでに始まっている時期、短期戦で頑張っていかれる熱意をとても感じられ、正直、とてもうれしく思います。

 

バレエ留学の成功への道:学校選びと個々の特性のマッチング


バレエ留学を考える際、最も重要なのは留学する目的(留学後の最終目的)に応じて「どの学校が最適か?」ということです。しかし、これには一概に答えることはできません。なぜなら、最適な学校選びには、各生徒の個性や特性が大きく影響するからです。

例えば、身長の要件は学校によって異なります。身長が高い生徒を優先する学校もあれば、それ以外の要素を重視する学校もあります。私たちは、生徒一人ひとりの特性を考慮し、最適な学校選びをサポートすることになります。

例えば留学したい学校があっても学校卒業後の将来の夢によって、留学する学校は慎重に選択することが必要です。ただ、一つ懸念されるのが、通常の高校や大学受験のように、個々のバレエ能力(身体的条件)によって、行きたいバレエ学校と実力がマッチしていないこともあるのが現実です。

 

今回、講習会でお話をしてくださった生徒さんは、すでに1つ一般応募のオーディション合格されているということで、実力はかなりあるということが分かります。


驚きのオーディション結果と、バレエ界の現実


オーディションの結果は時として予想外のものになることも多々あります。日本のバレエ教室の先生が考えている、生徒さんの実力とバレエ学校が審査するバレエの実力には見方や審査ポイント他、異なることもよくあるのが現実です。

 

一般的に、身長やバレエ体型、バレエの条件を重視しますが、相当才能があれば例外もあり得ます。日本国内のコンクールで優秀な成績を収める生徒さんでも第1希望のバレエ学校は落選している事実もあります。

 

またコンクールにでていなくても受かることもあるので、日本のバレエ教室、バレエコンクールでの結果が全てではなく、その結果が海外のバレエ学校で通用することもあれば、そうでないこともあるのが現実です。

良い偶然の出会いでしたが、彼女なら希望校にこれからも合格すると思います。熱意も頑張りや意気込み、そしてレベルの高いバレエの実力も十分感じられました。


今後も、バレエ留学の夢を叶えるためのお手伝いを陰ながらさせていただきます。ありがとうございました。