あっという間に10月も終わりを迎え、明日はハロウィンですね
去年もお菓子を配った為、10月初めには子供達から手作りお菓子をリクエストされていましたが、皆のお腹が心配なのでそれはできませんでした
先週から配っていますが、とっても喜んでくれている様です
さて、今回は私が好きなバレリーナ達のお話です。
すごく個人的な内容ですが、ぜひ
私が好きなバレエダンサーさんは、沢山います。
中でも、やっぱり自分が子供の頃見ていた方達がずっと憧れの対象ですね…
そもそも、ぼんやりしていた私が色々なダンサーを知るきっかけになったのは、DVDを買ってもらった時からだったと思います。
小学校2年生の年末にバレエを始めたのですが、お団子のネットやUピンを買いにバレエショップへ行った時、沢山のDVDが売っていたんですね。
どれか一つ買っていいよと言われ、選んだのが"美と神秘のプリマ シルヴィ・ギエム"というDVDでした。
今思うと、他の華やかな見た目とは違い、白黒のシルヴィ・ギエムの写真が4枚並んだジャケットのそれは、かなり渋いチョイスだったと思います笑
でも、何もわからないながら、すごくその写真に惹かれた事は今でも覚えています。
これにする、と選んだのが全幕ものでもなくドキュメンタリーの渋いDVDだったので、母は私に本当にそれでいいの？と聞きましたが、確かに綺麗な人だなぁと思ったそうです。
それから、学校から帰ってきたら見る、バレエ行く前に見る、休みの日見る、それはそれは毎日の様に見まくりました
中学生くらいになっても、32回転するフェッテという練習に入れば、家でフェッテのシーンを流して一緒に靴下で回りまくりました。
本当に何も知らずに選んだので、最初はDVDの中だけで語られる彼女の人物像しかわかりませんでしたが、テレビで見かけたり、雑誌で見かけたり、他のDVDを見たりして、彼女が世界的なスーパーバレリーナだという事がより明確になっていきました。
今でも、最初に手に取って良かったなと思っています
見る事にすっかりハマった私は、何かのプレゼントの度にDVDを買ってもらい、好きなバレリーナが増えていったのです。
映像に出てきたバレエ団の名前や人物を参考に、次に見てみたい物を選んでいきました。
小さい時に見ていたのは、パリ・オペラ座の物が多かった様に思います。
それは単純に、あの豪華な建物や雰囲気に魅了された事もありますし、そもそもギエムから入った事、習っていたおじいちゃんの先生がオペラ座好きだった影響が大きいと思います。
オレリー・デュポンやマリ＝アニエス・ジロ、もう既に退団していたモニク・ルディエール等、素敵なバレリーナ達に釘付けになり、実際に公演にも沢山連れて行ってもらいました。
やっぱり生で観るのも大切です…
それから徐々に、英国ロイヤルやボリショイ、マリインスキー等に幅が広がっていきました。
コジョカル、ロホ、ヴィシニョーワ、ロパートキナ、カプツォーワ、ザハロワ、オブラスツォーワ、、、書き切れませんが、多くの素晴らしいバレリーナ達を知り、観て、今でも影響を受け続けています。
いい物を沢山観ないとだめ。
レオタードはボロボロで良いからチケット代はケチらないこと。
私の先生がよく言っていましたが、本当にそう思います。
子供の頃に観た公演は今でもよく覚えていますし、そういう事が積み重なって、自分の好みや理想が出来上がっていった気がします。
先日、世界最高峰のキャラクターバレエの公演を観に行かせて頂きました
たまたまチケットを頂く機会に恵まれて、希望者を募ってスタジオから45人程の方が観劇しました。
クラシックとは違いますが、衝撃的な身体能力と有り余る体力、圧倒的な表現力に魅せられ、生徒の皆様も楽しむ事ができた様です
1枚のDVDからでも、１つの公演からでも、何か影響を受けて、そこから世界が広がってくれたらいいなと思います。
人によって何がきっかけになるかわかりませんが、この人の踊り大好き、こんな風に踊ってみたい、この表情が素敵、等と思える物が見つかると、きっとレッスンでも活かされるのではないでしょうか
↓ギエムのサイン入り写真集。大きくて分厚く、めちゃくちゃ重いので、カバーだけ持って行ってサインして頂いた記憶があります
↓当時出待ちして書いて頂いたサイン達の一部。良い思い出です〜
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