バレエレッスンのときに、人を見ながら動く生徒と、自分で理解して伸び伸びと動く生徒では大きく差がついてしまいます。

低学年でバレエを始めて数ヶ月でも、前の生徒が間違えてもつられて間違えない生徒もいます。

先頭をローテーションすることも必要だと思います。


やむを得ず数分クラスに遅刻してしまった場合、プリエはひとりでやってもらい、キリの良いところで加わってもらうことが稀にありますが

人を見ないで出来る生徒は色々なパターンが頭と身体に入っていて、ひとりでも手抜きすることなくきちんとこなし、ちょうど次の説明が始まるタイミングに合わせて終わらせたりします。


人を見て動くと、ながら運転のように見ることに脳を使ってしまいます。

順番を覚えることは最低限のことであり、その上で身体を正しく使ったり顔をつけたり、マナーを守ったりすることが上達に繋がります。


振付と同じで、バーレッスンも自分で音楽を口ずさみながら動けることは大切です。

例えば
クラスでは人を見て動き、おうちで復習のために思い出してカウントでしか動けないと、音のアクセントや動きの区切りや法則が見えていない可能性もあります。


ちゃんと理解して覚える生徒は、半年もすれば家族やバレエを習っていない友達にレッスン内容を説明できるのではないでしょうか。

そうなると、レッスンが楽しくなりますルンルン


回ったり跳んだりするのは好きだけどバーレッスンが嫌いだと思っている人は、覚えたら好きになります。

つまらないと思っていたプリエやタンジュが、たくさんのことを解決してくれることに気づくでしょう。


子どもたちは無理に覚えようとしなくても伸び伸びと動いているうちに身体が覚えてくれます。
緊張し過ぎたり、お友達を見ながら縮こまって動いていると身体が覚えてくれません。

最初のうちは間違えてもいいから、説明を真剣に聞いたら自分を信じて伸び伸びと動くことも大切だと思います。


保護者の方には、おうちで自習している子どもにダメ出しをしないでほしい。


おうちで注意すべきことは、足に良い靴を選ぶとか、女の子座りをしていないか、口呼吸の癖がないかなど

妨げになる習慣がないか見守っていただけると助かります。





今日は5クラスですバレエラブラブ