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●日本経済新聞
●鈴木明子「五輪に出るからにはやはりメダル」

2014/1/2 7:00

昨年末の全日本選手権で初優勝し、2大会連続の五輪出場を決めた

 ソチ冬季五輪開幕まであと1カ月余り。

 フィギュアスケートの鈴木明子(邦和スポーツランド)は、昨年末に行われた全日本選手権を初めて制し、2大会連続の五輪出場を決めた。

2012年世界選手権で銅メダルに輝いた遅咲きの28歳は、集大成となるソチ五輪にどう挑むのか。

 代表入りまでの道のりや五輪への熱い思いを語った。


■期待と不安、攻守のバランス難しく

--10年バンクーバー五輪に続いて五輪切符を獲得した。

「4年前はとにかく全力でやりきって代表になれるかどうかというところだった。

しかし、今回は世界選手権で一度メダルを取ってから自分の立場が変わっていた。

五輪に行けるのではないかという気持ちと、もし失敗したら選考から落ちるかもしれないという不安との戦いがあった。

そこは4年前とはかなり違った。

今回は守るところと攻めるところのバランスがすごく難しかった。

代表になれたので、ここから少しでも成長して五輪を迎えたいと思う」


■つらいとき、母の言葉で気持ち楽に

感謝の思いを込め、母親のケイ子さん(左)に花束を手渡した

--全日本選手権の前に母親から「私のために滑って」と言われて気持ちが楽になった。

「(全日本の前は調子が悪く)一番つらいときに、自分のために頑張らなきゃと強く思いすぎていた。

母から、あと残りのスケート人生をお母さんのために滑ってよと言われたとき、すごく頑張れる気がした。

人って、人のために勇気が出せるんだなと思った」

--4年前からどこが成長したと感じるか。

「技術的なことでいうと、3回転-3回転ジャンプをプログラムに組み込めるようになり、

(表現力などをみる)演技構成点も4年前と比べて伸びている。

4年間の積み重ねだと感じるし、結果にもつながってきている。

ソチ五輪の舞台でも、自分自身で成長したと感じられるようにしたい。

見ている人にもこの4年間が無駄ではなかったと思ってもらえるようにしたい」


■浅田、村上がいたから今の自分がいる

全日本選手権で優勝し、ファンの声援に手を振って応えた

--女子は浅田真央、村上佳菜子(ともに中京大)も代表入りが決まった。

「ここ数年、ずっと一緒に試合に出ることが多くて、

もちろんライバルではあるけれど、演技が悪かったときには励まし合い、

よかったときにはお祝いをするなどしてきた。

フィギュアスケートは個人競技だが、互いを尊重し合い、高め合っていく関係が強さにもつながっていると思う。

やっぱりこの3人で絶対にソチに行こう、と声を掛け合ってきたので、行けると決まったときはすごくうれしかった。

あの2人がいたからこそ、今の自分がいる。

いつも練習しているときに頑張っているから私も頑張ろうと思えたし、すごく力になった」

「(ソチ五輪の出場枠がかかった)昨年3月の世界選手権(カナダ)では私は成績が12位とよくなくて、

2人が頑張ってくれたから3枠がとれた。

私は枠取りには全然貢献できずに責任を感じていたが、

そういうときもあるよ、みんなで頑張ってきたんだから、と励ましてくれた。

その後に私の誕生日に寄せ書きも書いてくれた。

頑張ろうという気持ちがわいてきて、もう一度前を向けるようになった」


■頑張っている選手の一人でいたい

苦しいときも長久保コーチ(右)が支えてくれた

--ソチ五輪まで現役を続けることをなかなか明言しなかった。

「(銅メダルを獲得した12年3月の)ニースの世界選手権にはこれが最後かなと思いながら向かったけれど、

フリーで完璧に演技ができなかった。

それがいま自分が続けている理由でもある。

(12年12月の)グランプリ(GP)ファイナルでソチに行ったとき、もう一度ここに戻ってきたいと思った。

ソチに出たいと思った理由も、真央や佳菜や男子もみんな五輪をめざして頑張っていて、自分は見送る立場でいいのかなとなった。

やっぱり頑張っている選手の中の一人でいたいと思ったのが、

ソチまで頑張ろうと思ったきっかけだった。

レベルの高い日本で戦い、その中の一人として今の時代にスケートを続けられたのはすごくうれしいこと。

みんながいなければ、ここまで現役を続けることはできなかった」

--28歳で全日本に初優勝し、なお成長を続けている。

今季限りでの現役引退は惜しい気もする。

「ベストの演技ができれば、結果につながるだけのことはやってきた」と力強く語る

「名残惜しいくらいのところで終わるのが私の理想。

もういいのではないかではなく、

もうちょっと見たかったねと言われて終われたら、それが一番幸せなことだと思う。

自分ができる最高のところでやめたい」


■ベストの演技できれば、結果につながる

--競技生活を終えた後は。

「先のことはいろいろと考えているけれど、まずは五輪。

でも五輪で終わるのではなく、そこからいろいろと人生はつながっていく。

次の人生が楽しみというか、五輪がゴールではない。

五輪に出ることで視野が広がるし、この先の人生を考えると、そこも含めて五輪に出たいと思った」

「バンクーバー五輪を経験し、ほかの競技もいろいろ見てきて、

五輪に出るからにはやはりメダルだと思う。

私はバンクーバーのときは出るだけで満足だったけれど、

今回は結果を残したい。

ただ、採点競技である以上、

必ずしも自分のベストの演技ができたときに

結果につながるわけではない。

しかし、まずは自分の今できること全てを出し切り、そこに集中したい。

ベストの演技ができれば、結果につながるだけのことはやってきたと思う」


鈴木明子(すずき・あきこ)

邦和スポーツランド所属。

愛知県出身。東北福祉大卒。

2010年バンクーバー五輪8位、

11年グランプリ(GP)ファイナル2位、

12年世界選手権銅メダル。

13年全日本選手権優勝。

長久保裕コーチに師事し、表現力に定評がある。

今季のショートプログラム(SP)は「愛の賛歌」、

フリーは「オペラ座の怪人」。




なんか、あっこちゃんアップメダルを取るような気がするニコニコ


以上!!現場から一咲芙美香がお届けしましたっにゃーカラオケ