こんにちは。

今シーズンOFリーダーを務める西原大貴です。



おみくじは末吉でした。


皆さんは箱根駅伝見ましたか??(自分の駅伝好きも部に段々と浸透してきましたかね)

王者駒沢大学を青山学院大学が倒しました。

今年の駒沢大学は歴代最強チームと言われていたので、負けたのはまさかすぎました。


1発の恐ろしさは怖いですね。



さて、本題へ入ります。




まずは昨シーズンについて振り返っていく。

昨シーズン感じたことを特に3つに分けて話していく。



1つ目は勝ち癖について。


去年23BALLENAは、つま恋や七帝戦、関東遠征全て負けた。


僕は「そんなの関係なく、全学で結果さえ残せればそれで良い。」と切り替えて、全学までの期間を過ごしていた。


そして迎えた全学本番。


中盤まではシーソーゲームだった。


そして自分はグラウンドに立ちながら勝ちを信じて疑わなかった。ただ、この時、勝利までの具体的な道筋や、逆転でグラウンドの雰囲気などが想定できなかった。(本当に、勝ちという未知で想像もできない世界に向かって一心に突き進むイメージだった)


何故なのだろうか。


しかもこの感覚になぜ違和感があったのだろうか。

別に目の前に集中することに変わりはないのに。

全学が終わり、これについて考えてた。

出した答えは、単にその経験をしていなかったから。


全学前の関西遠征ではシーソーゲームから最終的に3Q以降点差を広げられてやられた。


僕たちは去年、そういった勝負をことごとく落としてきた。


その時にやっぱりマインドは日々の努力だけでなく、重要な試合での結果などから作られるものだと感じた。


だから、去年誰かが「勝者のマインド」とよく言っていた気がするが、そんなものは現状の心の持ちようを変えるとかいう単純な話ではないと思う。

自分たちが今まで努力を積み重ねて出してきた結果が主観的にも客観的にもその人に勝者のマインドを作らせていくのだと思った。


そう結論づけたのに、箱根駅伝で、昨シーズンから駅伝を5連覇してきて歴代最強と言われた駒沢大学が、青山学院大学に負けたのが、より混乱させてくる。


今はこれが1発の恐ろしさだと落とし込めてる。(今年九大がやろうとしたこと)



勝つも負けるも確率の話であって、勝ち癖はこの確率を高めてくれるものだと思っている。






2つ目は昨年散々言われてきた「DFのチーム」ということについて。


冷静に今思えば、「完璧にOF有利であるスポーツにおいて、DFのチームってどういうこと??」って思う。

つまり、OFが点を取れず、DFの守りに期待をしてしまうチームのことを指すんだと思う。


自分としても、DFのチームと言われるのはとても悔しいし、それを覆す実力がないからそれを言われるだけで、そこがもっと悔しかった。


そんな俺が今シーズンOFリーダー。

別に信頼とか期待とかされてないと思う。


別にプライベートも威厳あるタイプでもないし、いざという時に決めるタイプでもなければ、実力もずば抜けてない。


けどこんな俺をOFリーダーにしてくれた皆んなのために死力を尽くします。


誰よりも考えます。


皆んなが胸張ってプレーできるようなOF組織、DFを助けるOF組織を作り上げます。




3つ目は1発勝負の恐ろしさについて。


ここは勝手に九大の強みだと思っている。


今年vs法政に4-6だった。

結果を見れば負け。


この結果を肯定したくはないけど、スコアを見ると、今シーズンの九大が遠征や大会で残してきた結果からは想像できない良い勝負をしたって言えると思うし、正直周りにもそう映ったと思う。


「思ったより良い勝負だった。」が、周りの人たちの感想ではないだろうか。

だって関東リーグ戦で法政に2-8で敗れた早稲田に遠征で1-10で負けてるんだから。


ここから何が言いたいかっていうと、全学へのピーキング能力は九大の強みっていうこと。

毎年九大は良いところ止まりとよく言われるけど、逆に言えば、関東相手にチームとしての実力以上のものが発揮されているから、下馬評より良い勝負ができているとも言えると思っている。


そして、この元の下馬評の部分を高めてくれるが、勝ち癖だと思っている。


弱みである勝ち癖を今シーズン改善して、強みのピーキング能力に掛け算すれば、全学で絶対に勝てると思う。


だからこそ、今シーズンはシーズン序盤から勝ちにこだわるべきだと思う。勝ち癖を知った九大が試合前から終始、関東を圧倒する。


これこそが関東を倒す方法だと思う。





そして迎える今シーズン。


俺たちの目標は、全学ベスト4。

とにかく全学初戦のvs関東、そこだけを見すえ、情熱を注ぎ1年間駆け抜ける。

24BALLENAが歴史を変える。

まじで楽しみ。


今年は背番号9をつける。

昌陽さん、かなとさんから引き継いだ番号。

結果以外恩返しになるものはないと思っている。その為に自分らしく責務を全うする。



素敵で仲間思いの同期、信頼できるコーチの方々、必死についてきてくれる後輩、いつも応援してくださる保護者やOBの方々、

1年間よろしくお願い致します。

24BALLENAで歴史を塗り替えます。





RISE

2024BALLENA

4年 OF leader 西原大貴