こんにちは!

24シーズンでTS長を務めます、藤原彩加です。


初めに、日頃より多大なご支援、ご声援を頂いております保護者様やOBOGの方々をはじめとする関係者の皆様に感謝申し上げます。


人に読んでもらう文章というより、後から自分が見返すための備忘録のような文章になりました。

長いと感じた方は、最後のチームへの思いだけでも読んでいただけると幸いです!



【昨シーズンを振り返って】


やりきった。そう思えないシーズンだった。


学年が上がるにつれて、見えてくることが増えた。

下級生の時は見えていなかった他の部員の頑張りやきつさを知った。それでも見えていない部分はまだまだあると思うけど、視野が広がったことは褒めポイント。


ただ、これまでは知らなかった大変さを知ったからこそ、2年生の時のように無邪気に「ここ良くない!これしたい!変えたい!」と言えなくなった。

みんな一生懸命で、いっぱいいっぱいの中でやっているのに、これ以上取り組みを増やしていいのか、巻き込んでいいのか。


提案をすることが怖くなった。


迷いのある状態で自分が周りを変えて引っ張っていく自信が無かった。



あとは単純に自分の余裕も無かった。


就活を始めて、第一優先だった部活の順位が大学に入って初めて下がった。


部活に対するモチベーションも下がった。

それまで自分が掲げてた「部活をやることの意義」が上すべりしてるように感じた。


「部活やることの意義って何?」

「私にとってBallenaって何?」

この問いがずっと頭の中をぐるぐるしてた。


基本ポジティブでモチベ高め人間なので、昨シーズンはこれまでで1番深く、長くおちた時だったと思う。


だからその分たくさん考えた時期でもある。

これまであんまりおちたことが無かったから、自分から周りへのSOSも下手だったけど、先輩、同期のほうからたくさん手を差し伸べてくれてくれて、それがとてもありがたかった。


昨シーズンは精神的に今までで1番きつかったけど、負の部分も含めて自分自身と向き合うことのできたとても意味のあるシーズンだったと思う。




【今年度の意気込み】


4年間の最後には、「やりきった」と思いたい。

後悔したくない。

自分の中の全力を出した、頑張ってよかったと心から思いたい。


そのために、今年は自分から動いて周りを巻き込む行動をする。


私が大切にしたい考えは、

「ベストじゃなくていい。ベターを目指す。」


私は完璧主義の側面があって、「ベストであるべき」と思ってしまう。


Ballena にはいろんな人がいる。誰かにとっては最善の選択も、誰かにとっては最悪かもしれない。

そう考えると、ベストにならないであろう選択には踏み込めなくなる。みんなの負担を増やすだけなんじゃないかっていうのもここでのブレーキの1つ。


けれど、その案が「ベスト」じゃないからといって、


「もっとこうしたい。こうした方が良くなりそう。」


という自分の気づきや考えを抑えてしまったら、その分「動けなかった自分」という事実が積み重なってしまう。


周りのいきいきしている部員や頑張っている部員と比べてしまって、劣等感を感じ、自信が無くなってしまう。


それは嫌だ。

自分に失望したくない。胸を張れる自分でいたい。



だから、「ベターを目指す。」


自分ひとりでベスト案を出さなくていい。というかひとりで出せる訳無い。みんなを頼る。巻き込んで一緒に創り上げる。


中には、新しい取り組みとかをする余裕も無いくらいしんどい思いをしてて、巻き込まれたく無いという人もいるかもしれない。

でも少なくとも、負担だなんて思わなくていいから頼れといってくれる同期がいる。図々しくそれに甘えさせてもらおうと思う笑

とにかく自分の中だけで完結させるのはやめる。


さらっと書いたけれど、ここが私にとって一番の難題。

今までの自分のスタンスから抜け出すことができるかわからない。


だけど、やりとげたいと思う。

最後にやりきったと思えるように、後悔しない様に。

考え抜く。動く。そして楽しむ。




【チームへの思い】


1年生の頃から先輩から聞いてきた言葉。


「ラストシーズンが1番楽しいよ!」


自分たちの学年のカラーが部全体のカラーになっていく。きついけど、自分達次第。自由に、やりたいことができる。自然と熱も入る。そんなシーズン。


ラストシーズンだから、4年生は頑張れるだろう。

というか、意地でも頑張らないといけない。そう言い聞かせると思う。


心配なのは、下級生との関り。

4年生だけのチームにならないか。温度差が生まれないか。何より、部活に対する苦しみや負担感が大きくなりすぎて、部活が楽しくない、頑張れないという思いを抱えさせてしまうことがないか。


そんなチームにはしたくない。

もちろん部活は楽しいことばかりじゃない。

だけど、苦しみよりも、人やチームの魅力・繋がり、本気で取り組むことの充実感、部活の楽しさのような何かしらの「Ballenaに所属することの意義」を皆が感じることができ、それが頑張れる理由になって、きつさを乗り越えて、さらに強くなれるような、「Ballenaに入ってよかった」と思えるチームでありたい。


同期と最後に笑って終われて、

後輩に何か残せる、そんな24ballenaをつくりあげていけたらいいなと思う。





RISE

2024BALLENA

4年 TS長 藤原彩加