プロ野球<舌口球>
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プロ野球<舌口球>673回

やっぱり凄かった背番号3

 オープン戦で、新人ながら6ホーマーを放って気を吐いた佐藤輝明(阪神)だが、本番に突入してもパワーを発揮している。ま、三振も多いが、そんなことは気にすることはない。ホームランか三振かでいいじゃあないか。そんな佐藤がこれからどれだけやるのか、トラファンでなくても注目ってもんだ。25~30本かっ飛ばせば、新人王か・・・。そういえば、オープン戦新人6ホーマーは、あの長嶋茂雄(巨人)の7本には惜しくも並べなかったんだったなあ。

 そこで、その長嶋である。改めて見るとやはりとんでもない選手だったことがよくわかる。プロ入り1年目(1958年)から5年目までだけでも、次のような信じられないほどの活躍だ。

・1958年=打率・305 29本塁打 92打点。打率2位で『三冠王』逸すも2冠王。最多安打、ベストナイン、新人王

・1959年=打率・334 27本塁打 82打点。首位打者、最多安打、ベストナイン。天覧試合でサヨナラホーマー

・1960年=打率・334 16本塁打 64打点。首位打者、最多安打、ベストナイン。4試合連続三塁打(史上唯一)

・1961年=打率・353 28本塁打 86打点。首位打者(3年連続は史上初)、本塁打王、MVP、最多安打、ベストナイン

・1962年=打率・288 25本塁打 80打点。最多安打、ベストナイン

 プロ1年目からわずか5年だけでこれだけの大暴れ。もうこんな選手は二度と現れないだろう。やっぱり背番号3は凄かった!写真は現役引退3年前の1971年12月に発売された『ダイナミックプレーヤー長嶋茂雄』(週刊ベースボール増刊)だが、2000安打達成とともに生涯最後の6度目の首位打者になった年でもあった。が、それにしても現役当時の長嶋茂雄を見ることができなかった〝若手ファン〟は残念だろうなあ・・・。

 

 

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