先日、久しぶりに「ピラミッド5000年の嘘」のビデオ鑑賞をしましたが、その時ふと気になり、ジャッキーチェーンが特別出演している「新少林寺」を観ることになったのです。

これは偶然の成り行きでしたが、しかし私は、これを観なさいと導かれたように思っています。

この作品は、1912年の中国で、辛亥革命(しんがいかくめい)後に、軍閥たちによる私利私欲の争いが繰り広げられていた時の、独裁者と腹心との人間模様が描かれています。

人間模様をつうじて、因果応報の理と魂の進化すべき方向性を示唆している。

ストーリーは、将軍の猜疑心による惨殺のたくらみから始まり、その恐ろしいたくらみに、腹心の部下に今度は自分もやられるかもと疑心暗鬼がおこり、将軍を裏切るのです。

その部下に裏切られた将軍は、愛児を失う悲しみと、妻と自分も死の瀬戸際まで追いつめられることで、自分の醜い姿を自覚するのです。

そして少林寺の僧になり、自分の行いによって、自分と同じように狂気した部下の人間性を覚醒させる為に、自らの責任として命をかけて戦うのです。

将軍は部下の裏切りによって、死の極限の苦しみを味わい、這い上がることのできない絶望のどん底に落とされたのです。

しかし、ジャッキーチェーン扮する悟道(ごどう)に助けられ、そして少林寺の僧になり人間性を回復し部下の魂を救うのは自分しかないと決意するのです。

これは疑心暗鬼の応報を断ち切るには、激情の世界に生きるクシャトリアの戦いでは、裏切りの連鎖が続くだけであり、一段高い魂の境地である、僧侶となって徳性(サットヴァ)の境地で、魂の救済をしなければ不可能であることを、この物語は教えてくれているのです。

また貧困にあえぐ民衆はタマスの状況であり、軍賊たちに騙され殺され、こき使われる哀れな人達として描かれています。

正にタマスの本質である、無知と貧困と悲劇が描写されています。

この様に、人間模様をギーター的視点で鑑賞することによって、「自己は魂である」として、どう生きるべきかが納得できる、素晴らしい作品であると思います。

バガヴァット・ギーターのHPhttp://www.ichigenkuyou.jp/indo.htm

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覚者よ我を観よ 智者よ真理を聴け 勇者よ我と共に学べ

これからはインド哲学バガヴァット・ギーター の時代です。

バガヴァット・ギーターはマハト・ガンジーが座右の書としたものです。

私は宗教団体には一切入っておません。

全て独学でギーターを身につけました。

私の主義は人を集めず、布施を求めず、去る者は追わず

私はその人の、自主自立、独立自尊を尊重します。

人生の意義を知り、本当の人間としての幸せを掴んでください。

バール・クリシュナ・フミオ