わけわからず
「ナナちゃん人形の下で」
ということだけ言われ
とりあえず
1週間分の滞在するに必要な分だけ
スーツケースに詰め込み
新幹線で名古屋駅に降りた
ナナちゃんって？人形にしては
でかすぎだろ！大爆笑
今後お世話になる百貨店の一つ
名鉄セブンのセブンから取ったナナちゃんか？
ナナちゃんの足のあたりに関西支店支店長と
名古屋地区の地区長（課長）が待っていた
支店長は存じてあげてたが実際に仕事をすることになる
地区長（課長）とは初対面だった
というかこの地区長（課長）もトムさんと同時の赴任！
大都市名古屋の地盤沈下を心機一転全てをやり直すって
策だった
地区長は（課長）は東北から移動だそうで
性格がきつそうな女性だった
一週間滞在するホテルに地区長（課長）とチェックインして
早速支店長と挨拶回りを行う
それまで一店長だった自分の環境がガラリと変わる瞬間だ
名鉄百貨店、名鉄セブン、三越百貨店、丸栄百貨店、
ノバ、パルコ、生活倉庫アピタのお偉方の部署へ分刻みで廻り
翌日は岐阜パルコ、岐阜高島屋、
四日市商店街、マイカル津店、春日部店、桑名店を廻り
その翌日は岡崎と豊田、豊橋と三河三県を周った
こうやって書いてるだけで目が回りそうなわけわかめ....
トムさんはメンズを中心とした担当
簡単に言えばコムサメンとペイトンメン
それと海外ブランドのバジーレ28を統括する役目だった
たかが部下が二人か三人の店長だった俺が
いきなり何十人もの部下を従え
取引先にはコムサの窓口として仕事しなけれなばならず
最初は地に足がついてなかったと思う
一週間の滞在中に住む家を探さなきゃならず
とりあえず中心地である名古屋の栄の伏見という場所の
家具付きウィクリーマンションを年契約した
家賃は会社が負担してくれた
驚いたことに
給料以外に「接待費」という名目で10万円が振り込まれたり
東京への新幹線のチケットがいくらでも入手できるという
市内の移動はほとんどタクシーだった
まぁ言ってみればバブルだったんだろうね？
テーマが住まいだから話を住まいに戻すと
約束の1年経っても一向に東京へ戻れなかった
さすがに奥さん（当時は彼女）との約束も守れない代わりに
ご両親に「1年後に結婚するつもりなので名古屋に呼んでいいですか？」
と言わざるえない状況になった
奥さんも別会社のアパレルの店長だったのだが
彼氏が大手のコムサだったことを理由に
名古屋に店を出す！と言い出し
店のオープンと一緒に奥さんも名古屋に越すことになった
考えたらすごいことだよね
まぁこれを理由に全国展開するつもりだったんだろう
ということで久々の一人暮らしは
1年程度で
また同棲生活に戻った
当時25歳くらいだったかな？
結婚という判断は今思えば早すぎたなぁとも思うけど
こういうのはタイミングだからタイミングだったんでしょうな
このように他社（奥さんの会社）も巻き込んでしまったんで
「結婚します」と宣言するしかなかったんだなぁ(汗
ワンルームじゃ手狭なので
一駅隣の「甚目寺」という場所に
2LDKを借りた
この甚目寺がなかなかの場所でして^^
「甚目寺に決めたよ」とスタッフに行くと
みんなが「えっ....」と言葉を濁した（苦笑
甚目寺に1年ほど住んだ頃かな？
結婚することになった
名古屋に両親と仲人を呼び寄せ
甚目寺の家で結納を行い
結婚式だけは東京の目白の
フォーシーズンズ椿山荘で🎉
二次会は東京で行い
名古屋に戻ってから部下たちが開いてくれた
結婚パーティーは
当時ブームだったキング&クイーン(ﾃﾞｽｺ）を貸し切る
というまぁ〜なんともバブルな時代だった
家の話に戻す
スタッフが言う通り
2年ちょっと経った頃だったかな？
まだ血の気の多い若者だったんで
近所と揉めた（苦笑
奥さんがここに住んでると
仕返しが怖いというので
越すことにした
当時のトムさんは休みも半年くらい無く
夜中に帰宅し早朝に出てくので
ほとんど家にいないので
余計に怖かったんだと思う
タクシー代が出ることをいいことに
名城線の終点駅近くの「八田」という場所に！
今でいうデザイナー住居で
コンクリート打ちっ放しのカウンターキッチン
等々...オサレな空間でめっちゃ気に入った^^
といいことは長く続かない
越して一ヶ月で次の赴任先に移動しなければならなかった
今度は静岡だよ（汗