私の海外渡航歴3-4 カナダ番外編 | 30年目のバリクバヤン 

30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

カナダに住む姉は、私の母にとっては唯一の娘。

その姉がカナダに移住すると言い出したのは、1968年の事。海外旅行も一般化していない、当時のカナダへの移住は二度と会えないのではないかと思うほどの大事件。

母は相当ショックだったに違いない。向こうで2人目の孫が

生まれても直ぐには会えないもどかしさ。


そんな母にカナダの姉から連絡があり、航空券を送るから

カナダに遊びに来なさいとご招待があった。

母は行きたいけどいろいろ迷う。(パスポート取得や英語が

出来ないなど)


そこで、私は自分の経験を活かし、パスポートの取得手続きをサポート。当時は、必ず英語で自分の名前を書く必要があったので、その特訓。


そして、初めてのカナダ渡航(カナダ日本人会のチャーター便に一人参加)、不安を抱えながらも無事到着し、娘・孫と楽しい時間を過ごして帰国。


これに自信を付け、その後計3回渡航した。

しかも、最初は3週間が1ヶ月・2ヶ月と長くなり、カナダ生活を楽しんだ。


私の2歳上の次兄は、2013年5月夫婦で定年退職記念としてカナダの姉を尋ねて旅行した。私の時と同じようにカナディアンロッキーを義兄の運転で旅行中。

突然旅先で義兄が意識不明になり、ヘリでバンクーバーに

緊急搬送したが、意識が戻らず73歳で他界し、今は長年暮らしたバンクーバーの地で眠っている。

旅の途中で中断した次兄は、近々お墓参りを兼ねて再度カナダへ行くらしい。


私も可愛がって貰った義兄に対し、いつかカナダを夫婦で

訪問したいと思っているが何時になるか判りません。