妻 免許取りたい | 30年目のバリクバヤン 

30年目のバリクバヤン 

「バリクバヤン」とは、フリィピンの言葉で「里帰り」の意味。
1978年にフリィピン人と結婚。今年2月にサラリーマンを卒業。
4月下旬から3週間の里帰りを予定しています。
出会い~結婚~現在までの38年間と里帰りの顛末を綴ります。

(前回のつづき)


私は、1983年頃に仕事の部署が異動になり、1年くらい

会社の中で1種の窓際族的な立場になり、毎日定時帰宅、

早退・遅刻・休暇はご自由にどうぞということになった。

人によっては、深刻な事態と捉える場合もあるが、既に

入社15年のキャリアがあり、社内事情・人脈に通じているので何の不安もなく、滅多にない機会でその時を楽しもうと

鷹揚に構えていた。そうだ、この際運転免許を取ろうということで3ヶ月教習所に通い免許を取った。ただし、その後は

ペーパードライバーである。


初めての乗用車は、トヨタ・カリーナである。

最初は、家の周りをぐるぐるし、慣れたところで近所を運転と

徐々に運転に慣れていった。元来不器用な私は、随分危ない運転をしていたらしい、慎重すぎて大きな事故は無縁だが、駐車に失敗してボディを擦るのは、毎度のこと。


車があっても、私が運転出来るのは、土・日だけ。

そこで、妻が運転免許を取りたいと言い出した。

私は、今までに経験あるのか? ⇒ 妻「ない」

フリィピンの免許は? ⇒ 妻「ない」  という。


どうしようかと夫婦で思案していると、フリィピンの親戚に

送金すれば国際免許を送ってくるから、それを日本で使える

かという話になった。

日本にいてそんなことは出来ないと思ったが、費用は

1万円も掛からないということなので、試しに実行してみた。

なんと、約3週間後にフリィピンの免許が送られて来た。

どうしよう?ここが思案のしどころです。!! つづく