NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台
静岡県浜松市の井伊谷(いいのや)へ
豊橋から東海道線 新所原駅で天竜浜名湖鉄道(通称 天浜線)に乗換え、気賀(きが)駅へ.
ホームに井伊家の家紋.
直虎の花押が唯一残る 蜂前(はちさき)神社
応神天皇11年(西暦280年)から由緒ある神社でご祭神は熯速日命(ひはやひのみこと)花押いり文書の本物は浜松市博物館に所蔵されていますが、コピーを拝見できます.
花押入り ご朱印と直虎守り.
天白磐座遺跡
お守り袋は地元浜松で織られている ぬくもり工房の遠州綿紬.
蜂前神社の鎮座する祝田(ほうだ)から、北の井伊谷を目指し移動.
自転車移動で30分
渭伊(いい)神社
神社奥には古代祭祀跡の磐座(いわくら)
大きな岩には、しめ縄が.
火打石や矢じりに使われていた石.
井伊家菩提寺の龍譚寺(りょうたんじ)の小堀遠州が設計した庭石もチャート.
庭の手前にボコボコと岩が配されているのは、天白磐座遺跡に遠州がインスパイアされたのではないか?と想像しました.
遠州の庭と磐座遺跡の双方を見比べるのがお勧め.
渭伊神社そばの妙雲寺には、直虎と南渓和尚のご位牌が祀られています.
2年前に奥から見つかったとのこと.土日祝のみ拝観できます.
永禄4年建立(1561年)
井伊直盛が桶狭間で戦死し、娘の直虎(次郎法師)が父の菩提のために建立し、
自耕庵と号した臨済宗の寺で、現在は妙雲寺.
井伊直虎の法号「妙雲院殿月舩祐圓大姉」天正十年八月二十六日死去
ご位牌は両側に羽根を抱くような独特の形状で天正時代のものだろうと.
直虎の時代は現在よりも北へ200mほどの場所にあったそうです.
井伊家菩提寺 龍譚寺へ.
子供の頃、父が何度も連れてきてくれた寺左甚五郎作の彫刻 龍 は暗くなったら動き出しそうで怖い印象でしたが、
大人になれば怖さは消えて、小堀遠州の庭もじっくり眺めるほどに心が落ち着くようになり、自身の変化を感じます.大河ドラマは、ご朱印にも影響を及ぼしてます.
ご朱印帳は遠州ご当地ご朱印帳で、生地は遠州綿紬、手漉き和紙は阿多古和紙を手製本しました.
龍譚寺駐車場のお土産売場は直虎一色に変貌しています.ほとんどのお土産に直虎が.
気賀の清水家さん、炭焼きでふっくらと、肝吸いも臭みなく、お勧めです.
1/10から3月中旬頃まで耐震改修で閉店されるので、2017年春以降に、是非.
天浜線 気賀駅にはタクシーも待機し、レンタルサイクルもあります.