昨年の飯田線シンポジウムに繋がる観光鉄道の視察へ参加.
「飯田線に乗って観光振興」2015年6月17日シンポジウム開催
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東三河広域経済連合会
「京都丹後鉄道の観光列車の取り組み視察会」
総勢11名で、豊橋から京都北部の丹後鉄道乗車と、兵庫の城崎温泉へ.
視察旅程
豊橋駅>京都駅>天橋立駅=丹後あかまつ乗車=豊岡駅>城崎温泉駅
~城崎温泉泊~
城崎温泉駅>福知山駅>西舞鶴駅=丹後くろまつ乗車=天橋立駅>福知山駅>京都駅>豊橋駅
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飯田線の広域観光振興「飯田線プロジェクト」のための視察要点は2つ
○京都丹後鉄道 観光列車「丹後あかまつ・くろまつ」乗車・レクチャー
○城崎温泉の観光振興・まちづくりの視察調査
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視察先レクチャー
<京都丹後鉄道>
説明者:WILLER TRAINS 寒竹さま
<城崎温泉>
説明者:城崎温泉観光協会 野竿さま・三好さま
<豊岡観光イノベーション:豊岡版DMO>
説明者:豊岡観光イノベーション&WILLER CORPORATION 坂本さま
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レクチャー内容の備忘録
<京都丹後鉄道>
○高速バスや長距離バスのWILLERによる鉄道事業への取り組み
○鉄道事業を上下にわける運営
上:運行・マーケティング=WILLER TRAINS
下:鉄道用地・線路・車両の保有=北近畿丹後鉄道
○上・下の綿密なコミュニケーション
会議・業務日誌・連絡会・ホットラインなど
☆観光客を呼び込み利用者アップ→移り住みたくなる街づくり→地域の価値向上
公共交通を通じて地域経済への貢献
○WILLERグループの目標
今後10年でスマホで日本の隅々まで旅ができるよう、
地域交通ネットワークにイノベーションを起こす
☆スマホの普及とITマーケティングで「旅」がさらに気軽に便利に快適になっていく期待感
○丹後鉄道の車両デザイナー:水戸岡鋭治 氏
九州の豪華列車のデザインで知られる第一人者.
☆華やかなデザインと怪我をしない為の安全なカタチと室内空間の心地よさ
黒松外観:レトロシックなデザイン
海の上ではゆっくり走る
車両先頭から景色を楽しめる→撮影スポット
ロゴを入れて撮影したくなる配置とデザイン
☆ローカル線のデザインが外観内観ともに多様化していけば、
旅がより思い出深くなり、全国津々浦々へ鉄道で旅する人が増え、
平成の「ディスカバージャパン」となる期待感
☆列車で移動する旅から、列車に乗ることを目的化する旅へ.
<城崎温泉>
○和モダンなデザインの観光案内所「SOZORO」が駅前にあり、
外国人スタッフが常駐し、観光案内はもちろん、お土産販売に、
レンタサイクル、セルフカフェも.
外国人には無料wifiを提供.
☆外国人スタッフ(欧米系)が常駐しているのは地方では珍しい.
温泉地らしいお土産のクオリティが高い.
☆駅を出てすぐに「飲泉」と「足湯」
☆温泉地に来たのを真っ先に体感できる無料サービスは、ありそうで実は少なくて、出し惜しみしない おもてなしの気持ちを感じとることができました.<小説と温泉>
○城崎温泉といえば志賀直哉の小説「城の崎にて」
9ページの短編、30分で読了
「城の崎にて」内容
東京の山の手線にひかれた怪我の湯治に訪れた城の崎にて、
小動物の死をめぐって、生と死を見つめ直す私小説. 時代は大正初期.
○文学の町として
「城の崎にて」をオマージュした新作小説を出版
城崎でのみ販売、通販なし.→城崎に来てもらう仕掛け
第一弾 志賀直哉「城の崎にて」現代語訳つき
第ニ弾 万城目学「城崎裁判」1700円
ブックカバーが温泉タオル、耐水紙.
第三弾 湊かなえ「城崎へかえる」1200円
装丁が蟹の足、和綴じ仕様
☆人気作家によるご当地小説
装丁も凝っていて自分用のお土産にもってこい、
旅の余韻に浸れ、宿で読んで城崎を反芻するのにもgood.
<温泉>
○外湯は7つ
○お湯は地域の共通資源という認識
→7カ所の外湯の給湯共用システム
一の湯:江戸時代に天下一との評価
御所の湯:一番人気
柳湯:中国の西湖より移植した柳の下から湧いた湯のいわれ
○スタンプラリー制覇の景品:お杓文字又はお箸
○城崎の正装は浴衣
○内湯ではなく外湯へ
内湯の広さ制限をしていて、外湯へ誘導
川沿いは浴衣姿で歩く観光客でにぎやか.
旅館やホテル内に囲い込まない
☆人がそぞろ歩く温泉街は賑わい感と風情あり
<豊岡観光イノベーション:豊岡版DMO>
☆DMOをネット検索するとモデル事例として豊岡がヒットする
D=デスティネーション Destination
M=マーケティング Marketing
O=オーガニゼーション Organization
○官と民が連携し一般社団法人豊岡観光イノベーション(TTI)設立
事業本部:スタッフ7名.
三井物産、WILLER CORPORATION、豊岡市役所、JTB、但馬銀行、全但バス.
出資金は5者で分担、スタッフの人件費は各社の手弁当.
○観光協会の連携
○民間のマーケティング手法「誰に何をどのように」を取り入れ、
KKO(経験、感、思い込み)を排除.
○日本人観光客が集中する繁忙期ではなく、閑散期に外国人客に来てもらう為、
パリ、シドニー、ニューヨークの3カ所に、豊岡を配信するREPを配置.
○豊岡市役所が宿泊予約できるWebsite「visit kinosaki」を英語と仏語で開設.
1300年の歴史ある温泉、食、見所を配信.
城崎のインバウンド宿泊客は、豪州・北米・欧州が3割強で、
日本全体での割合比では3倍とマーケティング成果をだし、
閑散期の稼働率がアップ.
○海外からの評価
「Lonely Planet Japan」で取り上げられたり、
「Michelin」でベスト温泉 ☆☆星二つ(2013年~)と評価
○インバウンド客が増え始めたところに、
欧米を中心としたマーケティングにより集客力を向上させて、
2016年4万人のインバウンド客を、2020年10万人を目標に掲げる.
□観光客数
天橋立270万人 (通過)/城崎86万人 (宿泊)
□国別の旅程リサーチ
外国人観光客の動線リサーチ←無線Wifi位置情報データ
<WILLER>
○DMO設立の為に、商社 WILLER CORPORATIONを豊岡市に設立し、
WILLERのコールセンターを豊岡市に設置し(全社的取り組み)、雇用を生みだし、
丹後鉄道の運行を担い、魅力ある地域づくりに尽力.
○ローカル&グローバル
○ミッション:地域の稼ぐ力を引き出す
視察の感想
★WILLERの本気度を感じた丹後鉄道と豊岡DMOへの取り組み
★採算度外視にみえるような取り組みでDMOや鉄道運行のノウハウを蓄積し、
地方の観光にイノベーションを起こしていると実感.
<食事>
丹後鉄道くろまつ ランチ



















