見えること。

それは当たり前のように備わった機能として
毎日目覚めと共に目は活動を開始した。
眠りにつくと目はやっと活動をしばし止めて休んでいたんだな、と鋭く感じるこの数ヵ月。


眼底出血により視力が急速に落ちていく。
視力検査の表記がない!
いや見えないんだ私。

あぁ~、目が見えなくなるとはこんな風なのかと体感した。

前回とはまるで違う。

再発と言われたことにも緊張感が走った。

夜になると

片目でものを見ている自分がよりわかった。


もう一つの目が頑張ってくれていることに感謝した。

同時に体の働きに思いを強くした。

体って奇跡的機能搭載なのだ。

ここまでくると回復はしません。

ドクター達は事も無げにサラリと同じ言葉で説明された。

私は「そうですか」としか言えなかった。