カルヌールに移動してから、毎日、ババは朝夕の伝統歌バジャンの時間に姿を現してくれます。
バーラサイ・フリースクールの子供たち。夕方のバジャンに参加しています。家が近いので、遊びにやって来ます。
朝は、学校
の授業が始まる前に、バーラサイ・フリースクールから約300人の子供たちがほぼ全員制服を着て参加し、夜は50人くらいの子供が私服や制服で来ています。学校はアシュラムからひとつ角を曲がったところにあり、子供たちは全員二つ角を曲がった通りから広がるスラム街の家庭の子です。
S.B.ストリート。アシュラムから二つ角を曲がるとここに出ます。
数年前まで学校に通っていなかった子供たち、バジャンの時間になると、寺院におまいりに来る人を狙ってアシュラムの前の通りで親と一緒に物乞いをしていた子供たちです。前にも書いたことがありますが、一緒に伝統歌を元気よく歌っている姿を見て、彼らがこんなにも変わったのだと、私は今朝あらためて感動していました。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
子供たちが学校に通ってから、なんと親も物乞いをやめ、何かしら仕事をするように心がけるようになりました。このような改革を無料の学校をひとつ建てたるだけで出来るとは、当初、想像もしていませんでした。
校長のゴウリー先生です。誠実で優しくとても謙虚な女性です。この腕組のポーズはインドでは、尊敬する人の前でとります。生徒や目上の人、上司の前で腕組みをすることは敬意を意味します。日本とはまったく違う意味になってしまうので、あとから気がついて付け足しました![]()
バーラサイ・フリースクールの授業風景。
さて、一つ前のブログに書いた昨日の警官のフランツの質問から、思い出していたことがあります。ある西洋の国の若い娘さんの話です。彼女の家族がだいぶ前からババのところを訪問しています。ある年、娘もここに来ました。その当時、娘は勉強もせずに夜遊びをしたり、売春行為をして親を心配させていたのです。
ババはその子にきちんと大学に通い、学業を終えるようにアドバイスしました。彼女はその通りにしました。しかも通常より短期で卒業し、様々な資格をとり、今では学校の教師になりました。性格も真面目で優しくて素敵な女性です。そのような過去を思い出させるものはなにひとつ感じられません。
素晴らしい道を示し、実践的に社会の若者たちを育てているババは本当にすごいと思います。物乞いをやめて、生きる努力をしている大人たちのケースは格別です。

