前回は上肢の治療を
お伝えしました
今回は下肢の治療について
お伝えします
下肢は骨で考えると
股関節を介して
体幹部(骨盤)と繋がっています
また、前回お伝えした
筋膜によっても同様に繋がっています
そのため、
下肢のトラブルは体幹部分に影響し
体幹部分のトラブルは下肢に影響します
下肢は身体の中心部分から
・股関節
・膝関節
・足関節
・足指
で構成されています
この中でも問題となりやすいのは
・股関節
・足関節
が多いです
股関節が問題となりやすい要因:
・股関節を介して体幹部と繋がっている
→体幹部の影響を非常に受けやすい
・荷重関節である
→体重を支える主要な関節のため
荷重動作の影響が生じやすい
・癖が出やすい
足を組む癖
立ち方の癖
座り方の癖
歩き方の癖 など
→日常生活内で癖が生じやすい
・柔軟性が低下しやすい
→股関節周りは大きな筋肉が多く
力が強い反面柔軟性が制限されやすい
それらの要因により問題となる事が多いです
足関節が問題となりやすい要因:
足を捻った経験は皆さんあるのでは
ないでしょうか?
足関節に関しては圧倒的に
既往歴になる事が多く
昔の怪我により
機能低下が生じている事が多い
また、人間は歩行時に
地面と接しているのは
足のみです
また、足は地面からの情報を
感じ取る器官としても重要です
当然ですが、足関節の歪みは
全身に影響を与えます
また、足関節は靴の影響を
非常に受ける部分です
靴との相性も重要な要素となります
下肢への治療が必要になりやすい方:
・下肢の既往歴がある(股関節痛・捻挫など)
・女性(股関節がポキポキなるなど)
・男性(股関節が硬い)
方などは注意が必要です
女性の場合は可動性の亢進
男性の場合は可動性の低下
が問題となる事が多いです
治療内容:
治療内容は他の部位と同様です
機能検査を行い
柔軟性の不足している部分
誤用が生じている部分
に治療を行います
当院の治療の特徴として
身体を部位ごとに切り離して
考える事はありません
身体全体の一部である
と考えており、
問題のある部分に施術を行う事を
心がけております
慢性的な症状でお困りの方は
是非ご相談下さい
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