前回までに身体の中心部分の
治療についてお伝えしました
多くの場合で症状は軽減します
残存している場合は
四肢への治療を行っていきます
今回は上肢の治療について
お伝えします
上肢は骨で考えると
鎖骨と肩甲骨を介して
体幹部と繋がっています
また、前回お伝えした
筋膜によっても同様に繋がっています
そのため、
上肢のトラブルは体幹部分に影響し
体幹部分のトラブルは上肢に影響します
上肢は身体の中心部分から
・肩関節
・肘関節
・手関節
・手指
で構成されています
この中でも問題となりやすいのは
・肩関節
・手指
が多いです
肩関節が問題となりやすい要因:
・肩甲骨を介して体幹部と繋がっている
→体幹部の影響を非常に受けやすい
・股関節との関連が強い
→肩関節は動物学的に考えると
前足に相当します
股関節との関係性が非常に強く
股関節のトラブルのある方は必ずチェック
・既往歴になりやすい
→四十肩や五十肩などを経験され
現在、症状はないが可動域制限が
残存している方は非常に多いです
それらの要因により問題となる事が多いです
手指が問題となりやすい要因:
手指は細かな運動を可能にするために
小さな骨や筋肉で構成されています
そのため、どれか一つでも機能が悪くなると
歯車が崩れてしまいます
また、感覚神経が非常に多く
手指での誤差は脳へ非常に伝わりやすい
特徴があります
そのため、無意識の内に
手指のトラブルを他の部位で代償する
反応が身体に現れます
症状自体が出現する事もありますが
症状の大元となっている事が非常に多いです
上肢への治療が必要になりやすい方:
・上肢の既往歴がある(四十肩・腱鞘炎など)
・慢性的な肩こりがある
・指をよく使う仕事をしている
方などは注意が必要です
治療内容:
治療内容は他の部位と同様です
機能検査を行い
柔軟性の不足している部分
誤用が生じている部分
に治療を行います
当院の治療の特徴として
身体を部位ごとに切り離して
考える事はありません
身体全体の一部である
と考えており、
問題のある部分に施術を行う事を
心がけております
慢性的な症状でお困りの方は
是非ご相談下さい
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