今の若者たちのことを
○○○世代というそうです。
答えは、ブログの中で書きますね。
昨日,
朝の通勤中のラジオの中で
宮城県南三陸町の町立戸倉中学校の
卒業式が放送されました。
東日本大震災で、
町全体が津波の被害を受け
学校は、1階天井近くまで浸水して
閉鎖されました。
生徒たちは3年間別の学校を間借りして
学んできて
卒業式だけ、
「最初で最後」の母校での卒業式をしたそうです。
最初は
学校で式を挙げるのに反対する親もいたそうですが、
生徒たちの
「どうしても卒業式で
区切りがつけたい」という気持ちが強く
念願がかなって嬉しいと
みんな涙。
校長先生のお話は、
静かに深く、
震災が起きてから今日まで
どん底にまで落ち込んだ生徒たちと接し、
どれだけ生徒たちのことを心配し、
たくさんの
愛情を注いで守ってこられたか・・・
すごく伝わって・・・
運転中に涙涙・・・
生徒代表の答辞の中にもありましたが、
ほとんどの人が家を失い、
生きていくのが精一杯
学校のことは考えられなかった・・・
そうですが
ボランティアの人たちや応援してくれた全国からの
支援や励ましをいただいたことに感謝し、
人の優しさ、温かさを知り、
いつの日か自分も困っている人のために
役立とうと強く心に誓ったそうです。
卒業生は、20人。
保育園からずっと一緒だったそうです。
そして、
津波にあって犠牲になった1万人の分まで
私たちはこの命を大切にします。
そして、これからの街の復興に向けて
貢献できるよう20名全員がそれぞれの道を
全力で邁進します。
と涙声で、でも力強く、
素晴らしい答辞でした。
失ったものはたくさんあったでしょうけど
この子たちはこの困難を
たくさんの人に支えられて
人間として素晴らしい成長をしただろうなと
思いました。
先日、日本テレビの
「世界番付」というテレビを
ジムで自転車漕ぎながら観ていたのですが、
「学校が好きなランキング」で
日本は最下位でした。
つまり学校が嫌いということです。
後進国で学校に行けないという子供が多い国ほど
学校に行って勉強したい、
学校が好きなようです。
日本は学校に行くのが当たり前で、
言葉は悪いけれど
「行かされてる」感じでしょうか。
学歴社会の日本。
日本は学力が高い反面
学校も社会も「学歴」を重視しているため、
東日本大震災で
多くの中小企業が倒産しましたが、
大企業が危機の時には
国の予算をつぎ込んで救済して差別化。
優遇されるのは大企業のみ、
今回の賃上げもそう。
アベノミクスでは、
景気の回復といいつつ、
格差社会を作る最悪な政策?ではないでしょうか?
農業も
大型機械などで
お金もかかる上、
低所得なので
後継者不足に拍車をかけるし、
学校でもいい成績をとって
いい学校に入るのがいいと教えると
高学歴こそが人生の幸福だと
親も教師も教えるのであれば、
「学校に行かなければならない」とか
「いい成績をとらなきゃいけない」
となると、子供たちは苦痛でしょうがないですね。
子供本人が、本人の意思で夢や目標を持って、
それに向かって努力できるような教育が理想です。
これからどうなるんでしょうか?
「学校が楽しくない」
「親の期待」
「塾へ行って勉強」
一方で・・・
ストレスが増え、鬱病も増え、
自殺者も増え、ニートも増え
ひきこもりも増えています。
格差社会は良くないと思います。
アメリカにしてもそう、中国にしてもそう。
みんなが幸せになれないと思います。
私が小学校の頃は、
学校から帰ったら、
男女一緒に遊んでいたし、
担任の先生にみんなで手作りクッキーを
作ってあげたり、
勉強会をして、
頭のいい子がみんなに勉強を教えて
くれたり、
山で基地を作ったり、
学校の行きかえりに花を摘んだり、
田んぼに落ちたり・・・
そのころは毎日が
楽しかったと思います。
今の子たちは外で遊ばずに
ゲームかな・・・。
ここで、冒頭の答えですが、
車も酒も欲しがらない、
SASに依存していて
恋愛に淡白・・・
そんな若者たちを
大人は「ゆとり世代だね」といいますが、
いま「ゆとり世代」ではなく
「さとり世代」というそうです。
原田曜平さんという人の
著書に
「さとり世代 盗んだバイクで走りださない若者たち」
という本もあるそうです。
読んでいませんが、(題名を見ただけ)
盗んだバイクで走りだす世代は
尾崎豊さんと同世代の
私たち世代のことをいうのでしょうか?(笑)
「さとり世代」とは、
入社3~4年未満の若者たちを指します。
日本経済が傾いて、
携帯やスマホなど便利で簡単に情報が入るものを
手にして、
東日本大震災を経験して
将来に期待して振り回されず、
クールで客観的、
さとったような冷静沈着な態度を
とるようになったといいいます。
そして、私たちは、
未だに「バブル経済」のときが忘れられず、
もう一度「バブル」を味わいたい、
「きっと来る」と
期待していませんか?
もうちょっと冷静になりましょうよ。
「ゆとり世代」と見下した言い方をする
大人も多いですが、
それを作ったのは誰ですか?
私たち大人が作りました。
日本の大借金、
誰が作ったんですか?
私たち大人が子供たちに残しました。
バブル時代、
何故貯金ができなかったのですか?
見栄をはるために、
私たち、
借金してまで豪快にお金を使いました。
・・・どっちが悪いでしょう?
私たち大人は、
私たちが作った大きな借金を
子ども達にも背負わせて、
今、ますます
格差社会を作っておいて
世界一の超高齢化社会になり、
働けない世代をずっと
介護して(資金援助して)
養っていかなければならないのです。
生活保護者も増えると思います。
離婚率も増え、
結婚に魅力を感じない、
家庭を持たない
愛情不足な日本。
幸せな生活を送れるでしょか?
このままいくと
日本の農業も漁業も林業も
医療破綻も年金破綻も目に見えています。
それを作っていったのは、
私たち大人ではないでしょうか?
少子化により、
地域は過疎化、
空き家が増え、老朽化・・・
メンテナンス
そして災害・・・
消費税が4月から増税されますが、
その使い道は、
偉い方々が
上手に使うのでしょうか?
私
昨日はいろいろあり、
例えばもう食品の値上げが始まっていて、
来月から肉の値段が
上がります。
魚の値段は、もう上がってきてます
消費税抜きでも
かなり上がってて
昨日はプチパニック。
お肉屋さん、
今まで無理言って
安くしてくれていたんですが、
来月から値上げは
もうどうしようもないとおっしゃってました。
お肉は量を減らすか、
ランクを落とすか、
魚も分量を減らすか、
回数を少なくするか・・・
いい献立もたてられないし、
満足してもらえないと思うし、
野菜も高いので
いままでの金額に見合ったものは
できなくなり、
栄養価も期待できません。
とにかく
価格内でやりくりするのが
私の仕事になります。
栄養よりもね。
そしたら、
私の仕事って何?
ってなりそう。
文句言われても
これしかできませんって・・・
私の仕事のモチベーション、
下がりそうです。
昨日は、
家のポストに入ってた
光熱費の請求書の額を見て・・・
今は働いているから払えるけど
将来、年をとった時に
支払っていけるのかな?と
ちょっと不安になりました。
先進医療の研究や
機能性野菜の研究に
何億のお金を
かけるより、
日本の農業を支援して
おいしい野菜を作ってほしい。
遺伝子組み換え食品や
食品添加物まみれの商品を食べさせて
大丈夫、体に異常がある程度の影響はないから
ではなく、
少々形が悪くても
新鮮でおいしく安い野菜や果物や
肉や魚を美味しく食べて
病院に行かなくてもいいくらい
健康で長生きしたいです。
さとり世代は、
私のちょうど娘世代ですけど
すごくしっかりしてますよ、
私たちの若い頃より。
お金のことでも
私たちみたいに、
後さき考えなくパーパー使わないですから。
また最近娘の友達や
若い世代の人にいろいろ相談を受けたり、
メールでやり取りしますが、
みんな気遣いもちゃんとしてて、
礼儀正しくて
いい子ばかりです。
私は逆に勉強させられてます。
わたしよりしっかりしてますもん。
今の政治も若い子に任せた方が
良いのではないでしょうか?
どんどん、悪い状態にならないことを
祈るしかないですね。
今私が思っていることを
書いてみました。