管理栄養士&フードコーディネーター&ジュニア野菜ソムリエの
コーゲヨーコです。
ハチミツは、一家に1つは置いておきたい食品の1つです。
料理や、ドリンクに幅広く使えて、
気軽に摂取しやすいですし、長期保存できますしね!
ハチミツは、疲労回復にすばやく効く、
天然の甘味料です。
ミツバチが集めた花の蜜を体内にある酵素の力で、
変化させます。
ハチミツに含まれる栄養成分には、良質なビタミン類やミネラル類をはじめ、アミノ酸や酵素といった栄養素も豊富に含まれている、栄養価の高い健康食品です。
ハチミツに含有されているビタミン類には、
花の種類にもよりますが、
ビタミンB1・B2・B6・葉酸・ニコチン酸・パントテン酸・ビタミンC・ビタミンK・ビオチンなどがあり、ミネラル類としてはカリウムを多く含んでいる他、ナトリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・
マンガンなどが含有されています。
ハチミツの効用&疑問点などについて書きますね。
●疲労回復
ハチミツの主成分はぶどう糖と果糖であり、
構造が単純な単糖類なので、
体内に入ると短時間で腸壁から吸収されて血管に入り込み、胃腸に負担も掛からず栄養分となります。
このような特徴から、身体が弱っていたり疲れが溜まっている時や、
スポーツなどの運動後の肉体疲労などに対して、
効率良く栄養を吸収することができ、
急速に効果的な疲労回復が期待できます。
マラソン選手のドリンクに、ハチミツがよく使われるのも納得ですね!
私も中学の頃、部活で先輩たちに「ハチミツレモン」を作ってタッパーに入れて、
「先輩、食べてください!」ってやってました。
もちろん、私たちの後輩も私たちにしてくれました。
なつかし~~。
レモンやグレープフルーツなどのかんきつ類に含まれるクエン酸は、疲労物質の分解や食欲増進にも
役立ちます。
ハチミツと相乗効果~ですね!!
レモンの多くの有効成分は皮にあるので、
ハチミツレモンを作るときには、
農薬や防カビ剤を使わない
国産のものがおすすめです!
●精神のリラックスにも効果
気分を鎮めて精神をリラックスさせてくれる
砂糖と比較するとカロリーは少ないです。
ちなみに、ハチミツとショ糖を
同じ量として比較してみると、
ショ糖(上白糖)が100gあたり
384キロカロリーに対して、
ハチミツ100gあたりで
294キロカロリーとなっています。
だけどまあ、カロリーは高いので、
摂り過ぎには注意してください
●便秘や下痢を改善・胃にも優しい
ハチミツは、イソマルトオリゴ糖が
腸内で善玉菌を増やして、
胃腸機能を整えるので、便秘と下痢に有効です。
ガンの予防にもなるそうです。
胃潰瘍などの改善にも役立ちます。
慢性的な便秘や下痢などといった
症状をお持ちの方は、
緩和や改善といった効能があるそうなので、
お試しを!
●動脈硬化にも・・・
秘密はハチミツに含まれている
コリンとカリウムにあります。
コリンは、血管を拡張させて血圧を下げる働きと、
血管壁への悪玉コレステロールの沈着を防いでくれる働きを持っています。
動脈硬化の原因となる高血圧と、悪玉コレステロール除去を請け負ってくれます。
カリウムは、塩分を取りすぎて高くなったナトリウムのバランスを整えてくれます。
その結果、高血圧の予防につながります。
このダブルの効果で、
ハチミツは動脈硬化を防いでくれます。
●スキンケア・美肌・美髪にも効果
ハチミツは、お肌の大敵、便秘の解消によく、
血行をよくすることで肌の美しさを保ちます。
唇があれると蜂蜜を塗るとよいです。
これは、蜂蜜の持つ抗菌力と保湿力を利用するためで、
顔などのスキンケアへも十分に発揮されるそうです。
私はまだ試したことありませんが、
化粧水にほんの少し蜂蜜を入れておくと
意外とベトツキ感もなく、しっとりとした肌が保てるそうです。
今度試してみようと思います。
さらにシャンプーにも同様にハチミツを入れると
髪の毛につやが出てしっとりするとか・・・
試してみようと思います。
●傷口に・・・
傷口を清潔にした状態で、
ハチミツをたっぷりとしみ込ませたガーゼや包帯を
直接あてるだけの簡単な治療法があるそうです。
ハチミツは皮膚への粘着性があまり無いため、
傷口に張り付きにくく、
快適にそして安全に傷を治してるそうです。
●せき止めに・・・